私の記憶では、私がクリスマスを意識し始めたのは
小学校に入ってから・・・
それまでは薄ぼんやりとそれらしいものを
テレビか何かで見ていたのかもしれませんが、
田舎育ちなこともあって、都会の子と比べたら
そんなところは本当に遅れていたように思います。
でも小学校に入ってから、サンタさんがいる事、
サンタさんが煙突を通ってうちの中に入ってきて
靴下の中にプレゼントを入れてくれる事を、
友達から聞いて「そうなのか!?」と。
実家の古い家にはもちろん煙突なんてなかったし、
かろうじて台所についていた空気孔のパイプが
何となく煙突っぽくはあったのですが、
如何せん直径10センチほどのパイプで、
「ここから入って来るんだろうか???」
と6歳の私は疑問で頭がいっぱいだったのです。
もしかしたらそんな疑問を両親や祖父母にも
時々投げかけていたのかもしれませんが、
当時はきっと誰も良くわかってなかったかも。(笑)
なので当然それまでクリスマスプレゼントなんて
両親からもらったこともなかったし
家族の誰も用意しようとすら思っていなかったはず。

で、12月24日、どこかまだ半信半疑のまま、
でももしかしたら本当にプレゼントがもらえるかもと
自分のピンクの小さな靴下を枕元に置いて寝たのです。
そしてその時慌てたのが祖父でした。
私が小さい頃は、忙しい両親に代わって
祖父母が私たち孫の面倒を見てくれていたのですが、
特に祖父が私を可愛がってくれていたのです。
「サンタさんがプレゼントを届けてくれるかも・・・」
と期待に胸膨らませて布団に入った私を見て、
祖父は頭を抱えたと思います。
近くに気の利いた物を売っている店などないのですから。

で、翌朝目が覚めて枕元の靴下を見たら、
うちの店で売っている女の子用のお絵かき帳が
くるくる丸めて入れてありました。
「やっぱりサンタさんはいないんだ・・・」
とがっかりしたのはほんの一瞬で、
祖父の気持ちが痛いほど伝わってきて切なくなりました。
祖父には本当に愛情を注いてもらったと思います。
じいちゃ〜〜〜ん、ありがとう!!!


今日のクリスマスグッズは・・・
昨日のノームと色違い、本体と帽子の色を逆にしたもの。
本体はヒゲに隠れてほとんど見えないので、
帽子の色や柄で印象が決まってしまいますが、
どちらもクリスマスっぽくていい感じです。
お部屋のアクセントにいいのでは?
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翌年からはプレゼントの事は一切おくびにも出さず
代わりに近くの山に行ってツリー用の木を取って来るのが
恒例になりました。
「取って来る」というか「盗って来る」?(笑)
昔の事なので、そんな事でうるさく言う人もおらず、
何だか本当のどかな時代でしたよ。
じいちゃ〜〜〜ん、楽しい思い出をありがとう!!!


今日のリス友はこの子です。
毎日窓に脚をかけて中をのぞいてくるので、
窓にかなり汚れが・・・(笑)
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動画も作っています。


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