小川糸著「ツバキ文具店」を読みました。 
以前同じ著者の「ライオンのおやつ」を読みましたが
同じく優しい文体で気持ちがほんわかしました。
( 「ライオンのおやつ」を読んだ感想 )
IMG_20230412_103550鎌倉で「ツバキ文具店」を営む20代の鳩子は
店番をしながら「代書屋」という仕事もしているのですが、
その仕事は先代(祖母)から厳しく仕込まれたもの。
そう頻繁に舞い込む仕事ではないものの、
依頼主の心に寄り添って最高の手紙に仕上げながら
一つまた一つと代書の仕事をこなすたびに
彼女自身も少しずつ成長していくという物語です。
鎌倉の街の様子、四季の移ろいなどが瑞々しく描かれていて
実はまだ行ったことのない場所なので「絶対に行かねば!」
という気持ちにさせられました。

で、実際「代書屋」という仕事はまだあるのでしょうか?
年賀状や挨拶状をまとめて代書したりはありそうですが、
鳩子のところに来る依頼は特殊なものが多くて
「代書は綺麗な字で書けばそれで良いのでは?」
と思っていた私はその仕事の奥深さに衝撃を受けました。
依頼の内容に合わせて紙、インク、封筒、切手を選び
依頼人に相応しい文字と文章を練り上げて仕上げる・・・
一連の作業がとても興味深くて面白かったです。

例えば、義母の誕生日用に一筆書いて欲しいと訪れた
容姿端麗で性格も最高に良い「汚文字」の女性に、
「私こんな字が書けるようになりたかったんです!」
と泣いて喜ばれるようなこんなカードを仕上げたり・・・
IMG_20230412_112222「お金貸して!」の頼みをきっぱり断る手紙だったり。
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長年の大親友に送る「絶縁状」だったり・・・
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これはシリーズ化されているようなので
続きもぜひ読んでみたいと思っています。



「ウッディ」ここまで出来ました。
帽子もなかなか上手く仕上がりました。
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この小説の中にはいろんな筆記道具が出てきますが、
毛筆はもちろん万年筆やガラスペンなどなど、
どれも細やかに手入れのされているものばかりです。
私も万年筆を2本持っていますが、
どれも他のペンと一緒にペンケースに雑に入れられていて
急に「はっ!これではいかん!!!」となって(笑)
あわてて柔らかいフェルトで細身のケースを作りました。
大分前に買った「モンブラン」と「ウォーターマン」の
万年筆で大事にしていたつもりでしたが(本当か? )
ウォーターマンの方は次男が2歳くらいの頃に
彼にペン先をちょっと潰されてしまって 
以来こちらの万年筆はほとんど使っていませんでした。
が、この小説に「ウォーターマン」の事が書いてあって
「そう言えばずっと使ってないな・・・」となり・・・
万年筆で字を書くと何だかとっても癒される気がして
時々好きな言葉をノートに書き写したりしているので、
これからはもっと大事に扱わねば。


今日のリス友はモフモフちゃんです。
今日も雨模様なのですが・・・
モフモフちゃんの鼻の頭がぐっしょりです。
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動画も作っています。


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