次男から聞いた話です。
学校のランチの時間に友達がバナナを銃に見立てて
パンパン撃っていたのだそうです。
そしたら近くにいた先生に注意されたのだそうで、
聞けば以前にも同じ事があったらしくて、
子供たちは相当戸惑っている様子・・・
「『バナナ』なんだけど?」だと思います、思い切り。
過剰反応にも程があると笑い飛ばせたならいいのですが、
現実は全く笑い事ではないのです。
銃が簡単に手に入ってしまう社会なので
悲惨な事件や事故が後を絶ちません。
実際日本でも時々ニュースになっていると思います。
次男が将来通う事になる高校(中学校のすぐ近く)では
以前脅迫事件のような事が数回あったりもしたので、
( 近くの高校で見つかった脅迫状+ロックダウンの話 )
先生たちが神経質になるのも無理はないのですが、
そんな話を聞くと何とも言えない気持ちになります。
長男が通っていた別の学校でも似たような事がありました。
長男は一時期古い形の銃の装飾に興味を持っていて、
ある時ノートにピストルの絵を描いていたらしいのですが、
それを先生に見咎められて「危険人物」扱いされました。
(授業中に絵を描いていた長男も悪いのですが。)
冗談みたいな話ですが本当の話です。
そして、この学校にもそうなる理由がありました。
この学校に通っていたある兄弟の両親が離婚する事になり
腹を立てた父親の方が子供達を銃で撃ちその後自分も、
と言う事があったのだそうです。
やりきれない話だとつくづく思うのですが、
だからってピストルの絵を描いただけで「危険人物」って
色々な大事な議論をすっ飛ばしていないだろうか?
なぜこんなにも「銃」に怯えて暮らさねばならないのか?
社会のあり方が間違っているからだと思うのですが、
いつまで経っても「銃社会」は変わりません。
ほんとアメリカで嫌いなところの一つです。
今日はフクロウ君のお着替え編です。
考えてみたら、こんな形のベストは初めて作りました。
「フランダースの犬」のネロ少年を作った時にも
パンツが入れ込めるベストを縫い付けましたが
前面の合わせ部分までは作らず単純な作りだったので、
これでまた少しだけデザインの幅が広がりました。
(ネロのベストと比べてみて下さい。見づらいですが。)




銃を持ってしまったら、確実に心はそれに依存して、
その依存した心は必ず弱くなって行くと思うのです。
「それなしでは絶対に生きられない。」になるし
同時に猛烈な恐怖心にも襲われるようになる。
恐怖心って人を不自由にしますよね・・・
何よりその辺が一番に嫌かもしれない・・・
武器を手にしながら他人を信用するのは難しいです。
この銃社会、すぐに変わるとは思えないので
アメリカにいる以上はついて回る問題ですが、
何があっても自衛手段は銃以外に求めるつもりです。
今日のリス友。
また餌台にリンゴを置いておいたら、すぐにリス友登場。
ちょっと齧った後はくわえて森へと消えていきました。
誰にも邪魔されない場所でじっくり味わっているのかな?


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