原田マハ著「さいはての彼女」を読みました。
「再生」をテーマにした短編集です。

旅先で出会った人たちとの交流を通して
自分の人生を静かに振り返り
少しずつ生き方を変えていく、そんな物語です。
印象的なのは、表題作に出てくる「凪(ナギ)」
という聴覚障害のある20代の女の子で、
ハーレーダビッドソンをこよなく愛するライダー。
彼女には、幼少期から知らぬ間に作り上げてきた
健聴者と自分との間にある「線」を
今は亡きハーレー乗りの父と共に超えた過去があり、
そんな彼女は出会う人ごとに鮮烈な印象を与えて
同時に多くの人の人生の方向も変えていくのでした。
こんな子が実際にいたらさぞかっこいいだろうな、
と思うような少し非現実的な気もする設定ですが、
強張った心をほぐしてくれる「風」を感じたい、
なんて時におすすめの本です。
今日のリス友。
木蓮の木に体を預けてゴシゴシやっています。
首の辺りが痒かったのかな?



「あ〜〜〜ん、気持ちいい〜〜〜






私のアメリカ生活はロサンゼルスから始まりましたが、
ロサンゼルスの道路はどこも本当に混んでいて
しかも運転の荒い人がかなり多い印象でした。



(多分今も大して変わらないと思います。)
走っている車も高級車からベコベコになった車まで
なんでもありの状態・・・
半分外れたドアをロープで縛って走っている車を見た時は
「もう好きにしてくれ。」と思いましたよ。
ある時夫の友達が「バイクでも始めようかと思って。」
と言うのを聞いて「ここでは危なすぎるからやめろ!」
と夫と二人で猛反対したことがあります。
美しい自然の中で風を感じながら走れる道なんてないし、
大気汚染のひどい場所をバイクで走るなんてもう・・・
海岸沿いならばなんとかなりそうな気もしますが、
ロサンゼルスはどこも混み混みで気が抜けないのです。
結局彼はバイクは買いませんでしたが、
これに関しては猛反対したことは後悔してません。
もうほんと危なくて危なくて・・・



(今日は人形の紹介はありません。)
動画も作っています。
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