人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

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皆で映画でも観に行こうかと上映中の映画を調べたら
「タイタニック25周年3D版」をやっていて、
そう言えば日本でも「タイタニック」が再び大人気だと
ニュースになっていたのを思い出しました。
この映画は、丁度アメリカで暮らし始めて間もない頃に
大きな話題になっていたので、私も映画館で観ましたが
スケールの大きさに只々感動したのを覚えています。
が、コテコテラブストーリーが苦手な夫は寝てしまい
本当ところどころしか観なかったため、
25年経った今では、一緒に映画館に行った事すら
綺麗さっぱり記憶から消し去られていました。
でも、長男が「タイタニック」を観てみたいと言うので
「映画館は勘弁してくれ」の夫の気持ちも汲んで(笑)
映画館はやめてうちで観ることにしました。

で、久しぶりの「タイタニック」よかったです。
いかにもハリウッドの娯楽映画という感じですが、
もうそこが良い!やっぱり観ていて楽しめました。
ジャックとローズのラブストーリー、出来過ぎだけど
いい!そこがいい!コテコテだからこそ楽しめる!
観る人によって解釈が違ってくる映画もいいけれど
こういう映画は素直に楽しむのが一番ですね。
最後、年老いたローズが「ブルーダイアモンド」を
海に投げるシーンがありますが、
夫と次男は「捨てるなら、売ればよかったのに!」とか
「もう全てがドラマチック過ぎる〜〜〜!!!」とか
映画に浸りきれない現実的な人たちが・・・



「アリエッティ」完成しました。
ポニーテールに本物の洗濯バサミを留めて。
ショルダーバッグは大きめに作りました。
アリエッティに見えますか?
IMG_20230221_171259IMG_20230221_171739IMG_20230221_171636この映画の主題歌、知らない人いませんよね?
これは映画とは全然関係ないのですが、
この曲をリコーダーで演奏している男性の動画があって
ぜひ皆さんとシェアしたいので、ここに載せます。
もしかしたら有名な動画なのかもしれません。
すごい演奏なので、心して聴いてください。



今日のリス友。
雪の中、クルミを味わっているきゃわゆいリス友です。
オラオラ野郎はどっかに行っていないみたいだから
リス友よ、今のうちに全部食べるのだ!
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動画も作っています。


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映画「ショーシャンクの空に」を皆で観ました。
次男以外は以前にも観たことがあるのですが、
次男も最近大人の映画が楽しめるようになってきたので
久しぶりにまた観てみようと言うことになりました。
1994年作なのでもう30年近く経っていますが
こう言う映画は百年後に観てもきっと感動しますね。
私は英語でしかこの映画を観た事がないので
詳細を理解していない所や忘れている所があって、
今回観直して「え〜そうだったっけ?」と言う箇所が
いくつかありました。
場面設定が1940年代〜1960年代なのですが
刑務所内の事とは言え、理不尽無慈悲な事が多くて
その中で「希望」を捨てずにいられた主人公の姿が
ただただ有難いと言うか尊いと言うか・・・
この映画のテーマのひとつは「希望」なのでしょうが
過酷な状況下でも何かを「信じ続ける力」と言うのは
どうやって手に入れて行くものなのでしょうね?
いつもどこかに「神」もいて静かに見ている、
改めてそんな事も感じる映画でした。
IMG_20221104_213006邦題は「ショーシャンクの空に」ですが、
原題は「 The Shawshank Redemption 」です。
この「redemption 」にはいろんな意味があって
この映画ではどういう意味で使われているのか
英語ネイティブでも意見が分かれる所らしいのです。
日本語訳では「身請け、償却、救い、贖罪」ですが
私は英語の意味すらわかっていませんでした。
でもうちでは「Redemption =贖罪」という事に。
主人公は冤罪だったので償うべき罪はなかったのですが
過去の自分の罪(主に妻に対する)の贖罪、
親友レッドが40年かけて償った殺人という罪、
暴力や不正、悪事を働いた者に下された罰など。
皆さんは「Redemption 」の数ある意味の中で、
どれが一番この映画にふさわしいと思いますか?


今回は「カンガルー」を作ってみようと思います。
まずはイラストを描きました。
以前作った「クアッカワラビー」と同じように
ショルダーバッグにベイビーを入れることにしました。
IMG_20221105_140613ちょっと前まで家族で映画を観るとなれば
次男が楽しめる子供向け映画ばかりでしたが、
「トップガン マーヴェリック」を観て以来
一気に大人向け映画もいけるね?って事になりました。
( 「トップガン マーヴェリック」を観ました。 )
これから雨の季節で外にあまりに出られなくなるので
毎週末映画三昧かなあ・・・


今日は鳥友、ハミングバードです。
3枚目、羽ばたきが速すぎて羽根が写真に収まらず・・・
1秒間に約80回羽ばたいているらしいです。
その分消費エネルギーが半端なくて
常に花の蜜やらエネルギーチャージが必要なのだそう。
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動画も作っています。


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昨日予定通り映画館に行って観てきました、
「トップガン マーヴェリック」を!
次男は最初の「トップガン」がかなり面白かったようで 
「今度のはもっと面白いらしいよ?」と言ったら
「えええ?それって無理じゃない?」と。(笑)
映画館でポップコーンやフローズンドリンクを買うのも
彼にとっては楽しみの一つなので、
とにかくワクワクで映画館に行きました。

で、全員の感想は・・・「すごい良かった!」
後半は「手に汗握る」と言う表現がぴったりな
緊迫した場面の連続。異次元のスピード感もすごくて
ついついガーーーッとのめり込んで観てしまい、
息継ぎも上手くいかず、ものすごい疲れました。
「お前は操縦してないだろ!」と突っ込まれそうですが
いやもう、トム、ほんと頑張ってくれたよね?(笑)
臨場感が半端なくて、気がつけば手に持っていた
次男が食べ残したポップコーンの大きなカップのヘリを
力任せにぎりぎりと握りつぶしていましたよ。
ミッションの後半敵機に猛追されるシーンとか
その後の極端に不利な状況での戦闘シーンでは、
観ている内に何故だか猛烈に泣けてきてしまいました。
フィクションなのに、現実の悲壮な場面に見えてきて
「何故こんな殺し合いをしないといけないのか?」
と映画とは全く関係のない感情が湧いてきたり、
同時にストーリーに単純に感動する気持ちもあって、
いろいろごちゃ混ぜの涙涙涙・・・
でも、いい映画でした。まだ観ていない方は是非!


今日の人形は「料理研究家」(笑)
キッチン周りのものが描かれた楽しい生地なので、
この柄を生かして、こんな人形を作りました。
以前にもエプロンはいろいろ作っていますが、
これは更に単純な作りですっきりと。
写真だと全部直線縫いのように見えますが、
エプロンの上部は緩い曲線にして
ボディに添うような形にしてあります。
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最初の「トップガン」から36年・・・
トム(友達か!?)もその分年齢を重ねたはずなのに
何なんでしょうね?あの若々しい肉体は・・・
専属トレーナーを何人も抱えて鍛えているのでしょうが
それにしても凄い!要はやるかやらないかなのね?
この映画を観て「俺もトムになる!!!」
とジム通いを始めたおじさんも多いのでは?(笑)

今回本当に久しぶりに映画館に行ったのですが、
「一体いつぶり?」と思い一行日記を見返したら
3年前に「名探偵ピカチュウ」を観たのが最後でした。
「ピカチュウ」であったか・・・(笑)
これまで映画は次男に合わせて選んでいたのに、
今では大人の映画も楽しめるようになってねえ・・・
しみじみ次男の成長を感じました。
で、次男があまり観たくなさそうだったラブシーン(笑)
今回の映画ではほんと大した事なかったです。
トムも年なりにあっさりとしたもんでしたよ。


今日は「鳥友」です。
今日のステラーズジェイは特に羽の色も綺麗で
頭のとんがりもシャープでかっこいいです。
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動画も作っています。


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昨日は映画「すばらしき世界」の事を書きましたが
映画のある場面を観ていて思い出した事がありました。
主人公の「三上」が長いこと服役している間に
運転免許が失効してしまい、それを再取得するために
技能試験を受け直す場面があって、
ぶっつけ本番の技能試験で色々やらかす彼を観ていたら
自分がアメリカで初めて運転免許を取った時のことを
あれこれと思い出したのです。
アメリカで生活し始めて最初の4年は運転免許がなく
それでもバスや電車、夫の車に乗せてもらったりして
学校に通ったりパートの仕事をしたりしていたのですが
長男が生まれて2年後には保育園に通うことになり
毎日の送迎のためにどうしても運転免許が必要に・・・
筆記試験は簡単だったのですが、問題は技能試験!
日本と違って自分の車で試験を受けられるのですが、
その時使えた車は夫のマニュアル車だけ・・・
とてもそれで試験に受かる自信がなかったので
オートマチック車を借りるつもりでいたら、
夫が「教習付き!のオートマ車」を見つけてくれて
願ったり叶ったりでそのレンタカーを借りました。
つまりは日本の教習車と同じ作りの車で
助手席にも「補助ブレーキ」がついてるあの車。
技能試験当日、インストラクターの指導のもと
本当に試験直前の1時間ほど、おっかなびっくりで
試験場の周りをぐるぐる運転しました。
緊張のせいで1時間の運転だけで既にぐったり、
教習が終わってインストラクターの顔を見たら
「絶対無理」と書いてある・・・(爆笑)
いやもう絶対無理でもやるしかない訳で、
とぼとぼ試験場へ・・・
その時の試験官がまたニコリともしないおじさんで
もう心臓バクバク、テンパリ気味で出発進行〜〜〜
ってあれ?進行しないよ?なんで?サイドブレーキか?
としょっぱなから半分パニクりながら隣を見たら
おじさんが「補助ブレーキ」を試し踏みしてる!
え〜〜〜この状況でやめて〜〜〜 
気を取り直して今度こそ出発進行しました。(笑)
途中、慎重に運転しすぎて「遅すぎるよ」と言われ
「その辺に駐車して」のざっくりな指示に戸惑って
「ここでいいですか?」と聞いても返答なし!(泣)
でも、ちょっとノロノロ運転ではあったけど
事故ったりはせず(当たり前か?)試験は終了・・・
その場で結果が分かる事になっていたので
ほぼ諦め気分でおじさんからの「発表」を待ちました。
で結果は・・・・皆の予想を完全に裏切って「合格」!
あまりの嬉しさにもう半泣きですよ、
おじさんに抱きつかんばかりに喜んでいたら、
私の尋常ならぬ喜びようがおかしかったのか
おじさんが「ふっ」と笑って、その顔が可愛い〜!
もう、なんで最初からその顔でやってくれないかな?
そしたらあんなに緊張する事もなかったのに・・・
でも合格しちまえばこっちのもんよ!(笑)
スキップしつつウハウハ笑いながら戻ったら
インストラクターが「うそ・・・」って顔して
呆然としているじゃないですか!!!
そこは「おめでとう!」でしょうが?え?
心の声がすぐ顔に出てしまう正直な人なのでしょうが
最後の最後まで狐につままれたようなポカン顔って
いやもう失礼にも程があるよ?


今日の人形はオレンジガールです。
先日の「シトラスガールズ」とはまた違った感じで
この子も可愛く出来ました。
サンダルにボタンをつけたのですが、見えない・・・
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日本で初めて運転免許を取ったのは
高校を卒業した年の夏だったかな?
どこの教習場でも最初に適性検査がありますよね?
そのときの私の適性検査の結果は惨憺たるもので
運転に適さない「問題点」が詳しく書いてる紙が
教習ノートみたいなものにいっぱい貼られて
恥ずかしかったしショックで悲しかったです。
なんだか「欠陥ありすぎ人間」と言われてるようで。
でも実際本当運転には向かない人間だと思うので
できるだけ運転は他の人(=夫)に任せて
地味に世界の平和に貢献しています。


今日のリス友は毛繕いに忙しいこの子です。
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先日映画「 コーダ あいのうた」を観たときに
多分その時の不安定な精神状態が影響して?
アカデミー賞受賞作品で評判もいい映画なのに
「つまんない映画だった」とか酷評してしまいました。
私って何様だよ?・・・おば様だよ〜 
( 映画「コーダあいのうた」
本当その時はそう感じたのでしょうがないですが 
当然のことながら、その時自分が抱えてる悩みや思いが
物の受け止め方を大きく左右するっていうのは
よくある事ですね。(左右されない強い心が欲しい。)

で、今回己の精神状態はひとまず横に置いといて?
ずっと観たいと思っていた映画を観ました。
去年公開の西川美和監督の「すばらしき世界」です。 
この監督がこの映画の製作過程について書いた著書
「スクリーンが待っている」を読んでいたし、
この映画の原作である佐木隆三著「身分帳」も読んで
準備は万端でした。
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西川美和監督は、ずっと自身のオリジナル脚本で
映画を作ってきた監督のようで、
原作があっての映画は今回が初めてなのだそう。
以前「ディア・ドクター」「ゆれる」も観たのですが
そんなことも知らずに観ていました。
原作「身分帳」は実在の人物を取材して書かれた
ノンフィクション小説なのですが、
幼い頃に孤児となり生きるために苦労を重ねた人物が
殺人を犯した後長い刑期を終えて「今度こそは!」と
生きづらい世の中を必死に生き抜こうとした姿が
淡々と書かれている小説なのです。
長い小説を2時間の映像にまとめるのって至難の技、
あちこち端折りに端折らないと本当無理な話なので
映画を見る前に原作は読まない方がいいというのは
いつも思っている事なのですが(笑)
いえいえ、この映画は本当によく出来ていました。
また偉そうに映画評論ですが、本当何様?おば様ね
主人公「三上」の役をしたのが役所広司氏で
原作の中の直情型ででも限りなく純粋な人物を
見事に演じていましたよ、役所さんさすが!!!
生きづらさを感じている人が多い今の時代、
誰が観ても胸にグッと刺さる映画だと思います。
ネタバレになりますが、最後には三上が亡くなります。
持病(高血圧症)が原因だったのですが、
彼がとても幸せな気持ちでいる時に訪れた死は
ずっと懸命に生きてきた彼へのご褒美にさえ思えて
私はハッピーエンドだったなと思って観ました。
これは俺様の「絶対おすすめ映画」です。

余談。映画では「三上」が全裸になるシーンが多く
役所さんが脱ぎまくっています。(笑)
その役所さんの裸、なんとも哀愁が漂っていて
お尻のあたりとか「あれ?私のお尻と同じ?」
今時のムッキムキに鍛えられた体とは対極の
年齢なりの衰えと寂しさと悲しさと切なさなどが
まあいっぱい詰まった裸体でした。(笑)
っていい加減にして、役所さんに謝れ!!!
役所さん、親近感感じてしまってごめんなさいね。


今日の人形はピーチだらけの生地が可愛いこの子です。
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原作「身分帳」の中の人物は純粋すぎる人だったようで
それ故に引き起こされるトラブルも多かったと・・・
幼い頃に母親と別れてからは天涯孤独の身の上で、
服役中に詠んだ短歌俳句には母の事を詠んだものが多く
原作者佐木隆三氏の記憶に残った短歌がこれだそうです。

「母親は騙し易しと言う囚友になんの怒りぞ孤児の我」



今日はウサ友。
ウサ友はいつも「もぐもぐタイム」です。
リス友みたいに「ホリホリタイム」だったり
「カイカイタイム」「うとうとタイム」などなど
そんなバラエティーはありません。(笑)
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