人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:おすすめ本



井原忠政著「伊賀越仁義」を読みました。
IMG_20240526_180618三河雑兵心得シリーズの第7弾です。
この物語は、百姓上りの足軽・植田茂兵衛が
持ち前の度胸と才覚でどんどん出世をして行く
戦国足軽出世物語。
もう7弾目ともなると、「お〜茂兵衛、元気してた?」
と、本を開いた瞬間に旧友に会ったような感覚で
懐かしさと再会の喜びを感じるようになりました。

今、茂兵衛は鉄砲大将として徳川家康に仕え、
家康から直々に重要な命(面倒な仕事)を下される程に
主君からも厚く信頼される武将に育ちました。
とは言え、家康はまだ天下を手に入れてはおらず、
織田信長の同盟者として本国三河で頑張っている所。

が、突然、明智光秀の謀反で信長は本能寺で死去!
その時数十人の供の者と「堺」に出向いていた家康は
信長の死去によって突如敵地と化した畿内から
本国三河までを逃げ帰る事になるのですが・・・
命からがら「本能寺の変」を家康一行に伝えた茂兵衛は
その後は一行のしんがりとして必死に役目を果たす事に。
一行は殆ど眠らずに数日歩き詰めて無事三河に帰還。
そこから家康の「たぬき芝居」が始まります。
誰よりも信長の冷酷さを嫌い心から恐れていた家康は、
信長への忠心に変わりがない事(嘘)をアピールしつつ
その混沌の機に乗じて近隣の国や領地を手に入れて
領地を一気に倍に増やします。やった!
天下取りまでの道筋がぼんやりと見えてきた瞬間です。

と言うわけで、今回も楽しく読めました。
小・中・高と歴史に全く興味がなかったので
「えええ、家康ってこうして天下を取って行ったの?」
(もちろん大いに脚色してあるのですが・・・)
と驚くことばかりです。
今回は「服部半蔵」が徳川家の家臣であった事を知り
こちらもびっくりでした。(笑)
みんな知ってた?常識なのかな?





「転生したらスライムだった件」シリーズ第3弾です。
今回は「ベニマル」を作ってみようと思います。
アニメを観た事がないので「誰この人?」なのですが、
どうも重要なキャラクターらしいので、
頑張って作ってみます。なんかすごいの着てるよ?
ではまずはイラストから・・・
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最後に茂兵衛に衝撃のニュースが舞い込みます。
初恋の人・綾女が自分の子を産みその後亡くなったと。
(前回の話で二人は一度会っているのです・・・)
まだ子のない朋輩の辰蔵と妻のタキ(茂兵衛の妹)が
その赤ん坊(男児)を育ててくれる事になるのですが、
茂兵衛は突然の事に呆然とします。
茂兵衛、大丈夫か・・・?




今日のリス友。
ある日の塀の上のモッフーです。
IMG_1600IMG_1603IMG_1604ライブドアアプリでフォローが出来ます。




貴志祐介著「青の炎」を読みました。 
IMG_20240522_202321湘南の高校に通う17歳の櫛森秀一は、
母と3歳下の妹と暮らす普通の高校生。
ずっと成績も良く友人関係も良好だったのですが、
母の昔の再婚相手・曽根が家に居座るようになり
秀一らの穏やかだった生活が一変します。
秀一の母に金をせびり連日ギャンブルと酒に溺れ、
挙句母と妹に手を出そうとする曽根を秀一は許せず
曽根をなんとか追い出そうとするものの
警察も法律も自分たちを助けてはくれない事を知って
秀一は自らの手で曽根を葬り去る決心をします。

家族の幸福のため「完全犯罪」を目指し、
解剖学等の書籍を読み漁り綿密な殺害計画を立て・・・
確実に曽根の息の根を止めるために実験を繰り返し
友達や彼女に嘘をついてアリバイ作りをし、
遂には曽根の殺害に成功します。
曽根は死後、大学病院で司法解剖されるものの
死因は結局「病死」と判断されて、
彼らの生活も元に戻るはずだったのですが、
そう上手くは行かないのがこう言う小説の定め。
秀一が学校を抜け出し「完全犯罪」を実行したその日、
彼の行動を偶然見かけた人間(以前の友人)がいて、
そこから秀一の「完全犯罪」はまた別の方向へと
動き出すことになります。

最近の小説、特に「現代」が舞台の物語には
本当に頻繁に「暴力」や「虐待」が出て来て
その対象はいつも弱い立場の子供や女性などです。
曽根のような人間に生活を壊されていく側の思いは
当事者にしかわからない苦しみなのだと思えば
秀一のした事も否定出来なくなりそうなのですが、
秀一の心は殺人を犯した事で壊れていくように見えて
結局どこにも行き場のない悲しい物語でした。

秀一の犯行が少しづつ警察によって暴かれていくあたり
読み応えがありましたが、楽しい物語ではないので
あまりお勧めはしないかなあ?
ミステリー好きの人なら楽しめるかも・・・




「シズ」人形、完成しました。
彼女の刀は後で作る予定です。
IMG_20240521_163753IMG_20240521_164014この本の最後に「あとがき」があって、
「作中の殺人方法は(中略)ほぼ確実に失敗します。
間違っても模倣などされませんようお願いいたします。」
と書かれてあります。
でも、秀一の考えた殺害方法は簡単なものではないし、
他にも自分のアリバイ工作等も考えたら、
結局は完全犯罪なんて無理!と言う結論に至るのですが。




今日のリス友。
台所のシンク前の網戸にすがっているピコチン君です。
「ピコチン君〜〜〜網戸に穴が開いたよ!」
IMG_20240520_074133IMG_20240520_073958IMG_20240520_073955IMG_20240520_073952ライブドアアプリでフォローが出来ます。



塩田武士著「罪の声」を読みました。
IMG_20240510_213143_Bokeh表紙の写真の通りすでに映画化されているので
ストーリーを知っている人も多いかもしれません。

「テーラー曽根」を営む曽根俊也(30代半ば)は
ある時、古いカセットテープを見つけます。
再生してみると、自分の幼い頃の声が録音されていて
それは昔日本中を震撼させた脅迫事件に使われた
男児の声と全く同じものだったのです。
悩んだ末、亡き父の友人でもある堀田信二に相談し
何か心当たりのあるらしい堀田と共に、
すでに時効となった事件の真相を探り始めます。
「なぜ自分の声が当時の犯行に使われたのか?
自分は犯罪に関わっていたのだろうか・・・?」
全てを失いそうな恐怖に苦しめられながらも、
当時誰も行き着くことのできなかった真相に
俊也は堀田と共に近づいて行く事に・・・
一方、新聞社の記者・阿久津英士(30代半ば)も
この未解決事件を探る仕事を上司から押し付けられ、
捜査の末にやがて俊也に行き着くのですが・・・

俊也は他にも二人の子供の声が使われた事を知り
その二人の行方も探すのですが、
明かされる二人のその後の人生の過酷さ残酷さは
読んでいて本当に辛かったです。
この事件は社会を恐怖に陥れた罪深いものでしたが、
犯人らが身勝手に利用し子供達に負わせたもの、
その子供達の人生を残酷に狂わせた事こそが
この事件の本当の罪だったのではと思わされました。

これは「グリコ・森永事件」をモデルにしており、
多くの場面で史実通りに再現されているので、
リアリティが半端なく本当に読み応えがありました。
楽しい話ではありませんが、おすすめです。




今日はウサ友です。🐰🐰🐰
久しぶりに庭に遊びに来てくれました。
IMG_1492IMG_1494IMG_1495ライブドアアプリでフォローが出来ます。




ディーリア・オーエンズ著 、友廣純訳、
「ザリガニの鳴くところ」を読みました。 
IMG_20240430_155314物語の舞台はノース・カロライナ州の広大な湿地。
人種差別が色濃く残る1950年代からの話しで、
そこに住む「トラッシュ( Trash )」と呼ばれる
貧しい白人達の中の一つの家族から物語は始まります。
louisiana-swamp
父親のジェイクは傷痍軍人で普通の仕事が出来ず
家族は彼の少ない恩給で生活しているのですが、
両親と子供5人の生活は困窮を極めていて
しかも暴力的なジェイクの支配する生活に疲れはて
家族は一人また一人と家を離れて行きます。
そして一番年下のカイア(女の子)が10歳の頃には
とうとう一人だけ小屋に取り残されてしまいます。
孤独と闘いながら沼地の貝を売ったりしながら
何とか生き延びていくカイアでしたが、
兄の友人だった誠実で有能な青年テイトが
時折彼女を助けてくれるようになり、
読み書き等も教えてくれるように・・・
二人だけの時間を共有し互いに好意を抱きながらも
やがてテイトは大学進学のために街を離れる事に。
が、以前から湿地の生き物に強い興味のあった彼女は
勉学に励みながら湿地の生態系について調べ上げ
貴重で膨大な記録を残していくようになります。
(それは後にテイトの助力で本の出版に至るのですが。)
成人したカイアはテイトのいない孤独を埋めるように
チェイスと言う男と付き合うようになりますが、
実は彼が結婚したばかりと言うことを知り破局。
が、そのしばらく後に湿地の火の見櫓の下で
落下死したらしいチェイスが発見されて、
カイアは殺人容疑で裁判にかけられる事になります。

600ページの長編なのですが、
カイアがどうなったのか気になって気になって
あっという間に読んでしまいました。
カイアの孤独を癒し続けた湿地の生き物達の様子が
本当にみずみずしく美しい文章で描かれていて
翻訳でこれほどならば原文はどれだけ素晴らしいのか?
とうっとりするような表現が多かったです。

カイアの底のない孤独がただただ悲しく痛々しく
カイアが賢く聡明な女性なだけに、
育った環境で歪められた部分や欠けてしまった部分、
女性としての悲しみや苦しみも多く描かれているので
決して楽しい物語ではありませんが、
本当に読み応えのある物語でした。
1950年代から1960年代のアメリカの南部の
当時の色々な差別の様子もよくわかります。
超おすすめです。





今日のリス友は、モフモフちゃんです。
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井原忠政著「鉄砲大将仁義」を読みました。
「三河雑兵心得シリーズ」の第6弾です。
IMG_20240420_195337百姓から足軽となり、そこから自身の才覚と人徳と
周りの人々の引き立てにより出世を続ける茂兵衛。
28歳の時に松平家の女を嫁に迎えて所帯も構え、
足軽大将となって立派な騎乗の身分となりました。
鉄砲隊50人、槍足軽40人、小頭9人、寄騎三騎の
100人余りを率いる立場です。
そして今の俸給は250貫(約2500万円)!!!
が、その出世の分家康からの要求も難易度が上がり、
黙って従うしかない茂兵衛なのでしたが・・・

今回はまず、徳川側につく事を密約した穴山梅雪
(武田軍の重鎮)の妻子を奪還することが使命に。
次には、家康が顔色を伺い従っている織田信長の
その嫡男「信忠」に取り入って気に入られる事。
将来を見据え信忠と昵懇になる事を画策する家康に
あれこれ振り回される茂兵衛でしたが、
結果信忠に破格の俸給で織田側へ移る事を提案され
ついつい心が揺れてしまいます。
が、茂兵衛を信じ続ける重臣・本多平八郎の心を知り
徳川軍で働き続ける事を心に誓う茂兵衛なのでした。

今回も茂兵衛の人柄に癒されホロッとさせられ
楽しく読めました。



「四葉ちゃん」人形の続きです。
イラストをもとにこんな風に生地を用意しました。
IMG_20240429_161241今回は茂兵衛を取り巻く女性たちの話も面白く
またまた楽しく読めました。
特に茂兵衛の初恋の人・綾女との再会の場面は
茂兵衛らしさ炸裂!嬉しくもあり切なくもあり・・・
出会いから14年、茂兵衛36歳、綾女30歳。
二人がどうなったのかは本を読んでのお楽しみ〜 



今日のリス友はポコチン君です。
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======ご注意ください!======
この後「どでかいナメクジ」の写真が出てきます!
ナメクジが苦手な方はご注意ください。
絶対に「げっ!」ってなると思うので。


先日、お天気の良い日に庭仕事に励んでいたら、
オレゴンに多く住む「バナナナメクジ」を発見!
熟しすぎのバナナのような見た目で(笑)
そのまんまの名前にいつも笑ってしまうのですが
じっとしている時は10センチほどだったのが、
移動を始めたらビロ〜ンと2倍の体長になりました。
「ヒーーーー」と思いながらも写真を撮っていたら、
「あり?なんか可愛くないかい?」と思い始め・・・
少しでも振動を感じると触覚をしまってしまうので
静か〜に移動しながら写真を撮りましたが、
まとわりつかれたイモムシ君が微妙に不憫・・・
いや?めちゃくちゃ喜んでるのか?
可愛いのか気持ち悪いのかよく分かりませんが、
これからの季節あちこちで見かける事になりそうです。
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話は変わって・・・
井原忠政著「砦番仁義」を読みました。
「三河雑兵心得シリーズ」の第5弾です。
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この物語は、普通の百姓だった茂兵衛が足軽となり
そこから彼の才覚と人望でどんどん出世をしていく
痛快戦国足軽出世物語です。

茂兵衛(29歳)は家康を主君として仕えており
今現在は、若干20歳の松平幸四郎の下で
先手弓組の筆頭寄騎(よりき)を務めています。
幸四郎の姉を妻に迎えたことで二人は義兄弟となり、
お互いにかけがえのない存在に。

そんな中、徳川軍は武田勢の一掃を目論み
彼らの居城奪還のための戦いを仕掛けていきますが、
戦力の優れた部隊ばかりを先行させる家康のやり方に
同じ徳川軍でありながら不満を募らせた劣勢部隊は、
家康の嫡子・信康を担ぎ出して謀反の動きを見せます。
武田軍の他に息子までも敵に回す事になりそうな状況に
家康の悩ましく苦しい画策が続くのでしたが・・・

今回茂兵衛は家康から直々に命を下され(すごい!)
小部隊を率いて森に籠って敵隊の襲撃をする事に。
この小戦では茂兵衛の洞察力、判断力が発揮されて
家康からの評価がぐんと上がりそうな予感です。

このシリーズの面白さは、登場人物の一人一人が
とても魅力的に描かれている事かなと思います。
今回も茂兵衛の初恋の人・綾女が登場して
綾女の事となると心が乱れてしまう茂兵衛の姿が
「わかるわ〜」って感じで描かれています。
と言う訳で、また次を読むのが今から楽しみです。




今日のリス友は白腹毛族のこの子です。
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道尾秀介著「月と蟹」を読みました。
IMG_20240324_1658542年前に鎌倉の祖父の家に越して来た慎一(小5)は、
新しい学校でずっと友達もできず、同じ転校生の春也と
毎日のように放課後を一緒に過ごしています。
海辺でヤドカリや小魚を捕まえて遊んでいた二人ですが、
ある時からヤドカリを「ヤドカミ様」と神様に見立てて
願い事遊びを始めます。
「百円欲しい」「嫌な奴が痛い目に遭えばいい」など
小さな願い事をするのですが、互いの願いを叶えるべく
慎一と春也はこっそりと画策するのでした。

慎一に友達ができないのには理由があって、
クラスで人気の鳴海の母が10年前に船舶事故で亡くなり
その船を操縦していたのが慎一の祖父だったから・・・
一年前には慎一の父は突然の病気で亡くなり、
忙しい母と、10年前の事故で足に障害を負った祖父、
そして春也しか友達のいない慎一の3人暮らしでも
表面上は平和に過ぎていくかに見えたのですが・・・

慎一と春也だけのものだった「ヤドカミ様」遊びは
いつしか鳴海も加わっての遊びとなって、
次第に3人の関係性も大きく揺らいでいきます。
彼らには三人三様の鬱屈した思いがあって、
慎一の母が鳴海の父と付き合っているらしい事、
春也が父親から頻繁に虐待を受けている事、
鳴海が母のいない生活に抱いてきた思いなど、
子供だからこその悲しみや苦しみが描かれていて、
彼らとは全く違う環境、状況で育った私でも
自然と子供の頃を思い出してしまう物語でした。

私も子供の頃、日々いろんな感情に揺さぶられて
一人でこっそり泣いたり、怒ったり悔しがったり、
恥ずかしさに身悶えしたり、やきもちを焼いたり、
彼らと同じようにどうしようもない時がありました。
子供時代に抱える小さな闇のようなものは
個人差はあっても皆同じな気がします。
ただ、自分はその感情を言語化も出来なかったし、
なので、自分を客観視する事など全く無理な話で、
ただただ不安定な気持ちを持て余していた気がします。

決して楽しい物語ではありませんが、
慎一、春也、鳴海がそれぞれに痛みを伴いながらも
少しずつ成長していく姿が心に残る物語でした。
「ヤドカミ様」が最後に皆の願いを叶えてくれて
これにはほっとしました。 おすすめです。





アニメ「五等分の花嫁」のキャラクターを作ってみます。
まずは、高3男子の「上杉風太郎」君です。
五つ子たちの家庭教師をしているらしいのですが・・・
アニメを観た事がないので詳しい事は謎。
まずはイラストから。風太郎、かなり地味です。
topvisual_02@2xIMG_20240401_121719自分の子供時代を思い出してみると、
色々あったにせよとても幸せだったと思うのです。
でも、当時は子供だからこその苦しみもあったし
自分に何の力もない事が本当にもどかしかったので、
「早く大人になって何でも自分で決めたい!」
と、ずっとそればかり思っていました。
もちろんいい思い出も多い子供時代でしたが、
当然大人に守られなければ生きられなかったし
私はもう二度と子供の頃には戻りたくないです。
きっとそう言う人、多いんじゃないかなあ・・・




今日のリス友はポコチン君です。
鼻の頭になんかついてるよ!
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木内昇著「 球道恋々」を読みました。
IMG_20240228_154142前回読んだ木内昇氏の「櫛挽道守」に感動したので
( 「櫛挽道守」を読みました。 )
この小説も楽しみながら読みました。
「櫛挽道守」は櫛を引く事に情熱の全てを捧げた
「櫛挽ばか」の登瀬の物語でしたが、
この物語は、明治の頃に野球にのめり込んだ男たちの
熱い熱い痛快「野球ばか」物語です。⚾️⚾️⚾️

主人公は宮本銀平。小さな文具業界紙の編集長で、
第一高等学校在学中は万年補欠の野球部員でした。
同級生の多くが帝国大学を経て出世をしている中で
銀平は父の病気のために大学進学を断念して
家業を継ぐ事にしたものの、結局ものにならず
今は小さな会社の編集長・・・

が、ある時、一高野球部のコーチをしてくれと頼まれ
そこから銀平の「野球ばか」が再び発動&炸裂して
どんどん野球にのめり込んでいきます。
一高野球部は長い事最強チームとして君臨していたのが、
弱体化が進み、早稲田などの私学にも勝ちを譲るように。
その窮地を救うべくして迎えられたのが銀平でした。

挫折の多い人生を粛々を受け入れてきた銀平ですが、
チームの立て直しのために苦心と挫折を重ねながら
自分と同じ多くの野球ばかと時間を共にするうちに
才能の有無に関わらず熱中できる事のある幸せや
家族や友人たちの温かな思いを感じる事になります。

この物語は実話に基づいていて、
多くの登場人物は実在した人物なのだそうです。
一時は「野球害毒論」が世に広がった事や、
「高校野球」が始まった経緯なども書かれていて
楽しく読めました。
700ページ近い長編なので読むのは大変でしたが。

ところで、この小説を読んで昔の事を思い出しました。
私が小学生くらいの時、父がよく草野球をしていた事を。
日曜日に近くのグランドで練習したり試合をしたり・・・
今でも野球好きの大人たちがチームを作って
揃いのユニフォームで草野球ってやってるんでしょうか?
ほんと、何でも夢中になれる事があるって幸せですね。

そして、今「野球」と言えばやはり・・・
大谷翔平さんが結婚したニュースですよね。
アメリカで野球は人気度では4番目くらいなので
(フットボール、バスケ、サッカーあたりが超人気。)
大谷翔平さんの事も知っている人は少ないのですが
日本での人気はほんとすごいですね。号外まで出て!
いまだに放心状態の人も多かったりして? 
何はともあれ、おめでとうございます!🎉🎉🎉



今日のリス友。
久しぶりのピコチン君です。
尻尾もすっかりモフモフになりました。
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去年だったか「スマホ脳」と言う本を読み、
今回「脱スマホ脳マニュアル」も読んでみました。
こちらはジュニア版らしいです。
IMG_20230525_090838IMG_20230525_090919「スマホ脳」とは書いてありますが、
インターネットにアクセスできる機器を全て含んでの
「スマホ脳」なので、タブレットとかパソコンなども
日常的に使っている人の「脳」の事を指しています。
私は何をするにもノートパソコンを使っていますが
私の脳も今では立派な「スマホ脳」になっていて
画面に出てくる「オススメ」を無視する事が出来ずに
毎日彼らに「時間泥棒」されている一人なのです。
日頃、次男のゲーム時間には超うるさく 
「これ以上ゲームしたら脳細胞全部死滅するよ!」
と根拠のない脅しをかまし続けているのに
脳細胞が死滅しているのは私も同じ・・・
いや冗談、スマホを使っても脳細胞は死にません。
ただ、そう言った機器があまりにも魅力的なために
運動したり友達に会ったりする時間が極端に減って、
心身の健康を損なう人が激増しているのが大問題。
要するにそれらを「どう使うか?」が重要で、
原始時代に発達した「原始脳」のままの私たちが
今の時代に心身ともに健康で生き延びるためにも、
スマホ類は一定時間「視界に入らない場所」にしまう、
これが大事になるようです。寝てる時なども含めて。
「そこにあるだけ」で神経は消耗するらしいですから。

で、これらの本を読んで「原始脳」の働きを知り
スマホの脅威以上に勉強になりました。
長い原始の時代、最大の関心事は食べ物を得る事、
他部族や野生の動物に襲われないようにする事など
常に「生きるか死ぬか」の極限で生きていたため
「脳」は生き残りに適した脳に発達したらしいのです。

😕食べ物を見たら「今全部食べろ!」と命令する。
😕次またいつ食べられるかわからないので
 極力エネルギーを使わないよう動くなと命令する。
😕見慣れない人を見たらすぐに警戒心が働き、
 安全な人物かどうか「見た目」で瞬時に判断する。
😕負の感情が「脅威」に結びつく事が多かったので、
 生き残るために負の感情が最優先となり常に考える。
😕集団から排除されないように(生き延びるために)
 他からの評価を常に気にし、他人の動向も気になり
 自然「噂話」が大好きになる。(笑)
😕周囲の環境を理解するほど生存率が上がったので
 新しい情報を得ることに喜びを感じる。
😕いつもと違う事をして食料を得られたりした経験から
 「もしかしたらいい事あるかも?」に超ワクワク、
 ギャンブル性のあるものにハマってしまう。
😕何かに夢中になって一つの事に集中するのは
 猛獣などに襲われる危険性を高めるだけなので
 常にキョロキョロ落ち着きのないのが良い。

なんか笑えてきませんか?私は爆笑でした。
「目の前の食べ物は一気喰いしちゃえ!」とか
「知らない奴はとにかく見た目で判断だ!」とか
どれもこれも、今では否定されてしまう事ばかりが
私たちの脳は大得意のようなのです。あっちゃ〜
私たちの脳は大昔の原始時代に最適な脳であって、
現代社会には全く合わない脳なのですねえ・・・
今、誰も彼もがもがき苦しんでいるその理由が、
この「原始脳」にあるのは間違いない気がします。
かと言って、この事実を変える事もできないし
危険な原始時代に戻りたくもありませんが(笑)
この事実を知っておいて時々思い出す事は
少し心を軽くするのには役立ちそうです。
どうでしょう、皆さんには役立ちそうですか?
私にはすごく役立っています。
「私の脳は『原始脳』なんだからしょうがない。」
と諦めのつく事、自分を許せる事が増えましたよ。

で、今私が少し不安なのは子供のスマホ問題。
次男はいつもタブレットでゲームをしているのですが
「僕の脳細胞はとっくに全滅だから〜〜〜」
などと言って本当に困ったものなのです。
今は時間を制限して、それ以外は使わせていませんが
これから成長してスマホも欲しがるだろうし、
本当どうしたものかと考えています。
長男の時は高校卒業までスマホは買い与えず
夜10時以降はパソコンも私達が預かるようにして
時々文句は出たもののその時はそれで乗り切りました。
11歳違いの兄弟、今の時代の11年の差は大きくて
次男のスマホ問題は一悶着ありそうでドキドキです。


今日はウサ友。
珍しく夕方2羽遊びに来てくれて、
じゃれあって跳んだりはねたり可愛かったです。
IMG_8961IMG_8962IMG_8964IMG_8971IMG_8969IMG_8972
(今日は人形の紹介はありません。)

動画も作っています。


LINEで更新のお知らせが届きます。



二月も今日で終わりですね、「読書月間」最後の本は、
米谷瑞恵著「こう見えて失語症です」です。
IMG_20230218_165729IMG_20230225_21223647歳の時に脳出血の後遺症で失語症となった夫と
その妻である米谷瑞恵さんが過ごした10年間が
綴られている本です。
こんなふうにマンガも添えてあるので楽しく読めます。
夫の失語症の発症を機に、米谷さんは49歳の時に
「言語聴覚士」になるため専門学校に入学し、
2年後に晴れて、言語聴覚士の資格を取得します。
なので彼女の専門知識も交えて「『失語症』とは?」が
詳しく書かれていてとても興味深いです。
「失語症」と聞くと「うまく言葉が話せなくなる症状?」
と思っていましたが、症状は単純にそれだけではなく
「読む、書く、聞く、話す」この全部が出来なくなるので
本人も周りの人間もストレスを抱えがちになるところを、
二人が持つユーモアで新しい関係性を築いていくあたりは
大なり小なり問題を抱えた家族や夫婦ならば
「真似できるなら真似したい!」と思うはず。
「失語症」について知りたい方、失語症の人との接し方や
具体的な支援やサービスを知りたい方におすすめです。



今回は「アラジン」に出てくる「ジャスミン姫」を
作ってみようと思います。
ラインストーンをいっぱいつけて派手に行きます。
まずはイラストから・・・
IMG_20230215_131355私の周りには「失語症」の人はいないのですが、
脳の障害など「脳」に関する話には興味があります。
実は米谷さんが言語聴覚士の専門学校に入学してから
国家試験に合格するまでの2年間の詳しい過程を
とあるSNSでずっと読んで知っていたので、
それもあって今回読んでみた本でもあるのです。
その専門学校が猛烈なスパルタ学校で(ドSな学校?)
体調を崩して一日でも休んでしまえば
おそらくその時点で脱落が決定しまうような所で 
毎日の睡眠時間が3時間もないような日々を過ごして
猛勉強の末に言語聴覚士になった米谷さんなので、
同年代だし「すごい!」の一言で尊敬しかありません。
でも、米谷さんがその専門学校に在学中は
その学校のあまりの厳しさに他人事ながら腹が立ってきて
「この学校は本当に人を育てる気があるんだろうか?」
と日本の教育システムのあり方に疑問を持ったくらいです。
まあそれくらい大変な2年間を過ごして資格を取得されて
今は言語聴覚士として働いている米谷さんなのですから、
そんなこんなのすべての原動力となってるのは、
旦那様への「愛」なのでしょうね、やっぱり。
素晴らしい・・・羨ましい・・・


今日のリス友。
IMG_8441IMG_8443IMG_8442

動画も作っています。


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