瀬戸内寂聴著「釈迦」を読みました。
IMG_20231026_124057これは、80歳を超えた釈迦の最後の旅の物語です。
ただひとり釈迦に仕える侍者アーナンダ(50歳)の
目を通して釈迦の最後の旅とその最期が描かれます。
アーナンダは釈迦に選ばれて侍者を務めているものの
他の弟子と比べても際立った所の少ない静かな僧侶で、
年下の僧や修行年月の少ない弟子たちが
次々と阿羅漢(アラカン)の境地に達して行くのを見て
己の不甲斐なさに苦しみながら釈迦と旅をしています。
釈迦は、元々シャカ族の王の子でありながら
妻と生まれたばかりの子を捨てて出家をした身であり、
アーナンダも王族出身で19歳で出家をした身。
アーナンダは出家者として女色を避けるはずが、
彼自身の美しさが意図せず女性を惹きつけて
一人の若い娘の激情に翻弄されそうになったりして、
出家をしてどんなに修行を積んでも説法を聞いても
煩悩を捨てられない自分の弱さに苦しみ続けます。

「生者必滅(せいじゃひつめつ)」
「会者定離(えしゃじょうり)」
生まれたものは必ず死に、会ったものは必ず別れる。
これは釈迦が弟子や民衆に絶えず説いてきた言葉で、
釈迦との別れに猛烈な恐怖を感じながらも
釈迦の言葉を後世に伝える役目を全うするために
必死で生きるアーナンダがとても美しく見えました。

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私は特にこれと決めて信じている宗教はありませんが、
神道や仏教のあれこれが価値観や習慣に影響しているのは
間違いないです。
実はちょっと、いやかなり尼さんにも憧れがあって
頭を丸めたらそれだけで煩悩の半分は無くなりそうで
尼さんを見るたびに羨ましくなってしまいます。

以前タイから来た尼さん御一行を見たことがあります。
カリフォルニアのディズニーランドで。
頭を丸めて黄色の袈裟を着た尼さんが10人ほど、
嬉しそうにアトラクション待ちをしているのが
それはもう幸せそうだったのですよ。(笑)
場所柄のせいだったかなあ・・・?
いえいえ、どこにいても彼女たちは穏やかな心で
日々静かに幸せに暮らしているっぽいですよ・・・




今日は鳥友です。
ステラーズジェイの仲間の「ブルージェイ」です。
鳴き声はもちろん残念系です。
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(今日は人形の紹介はありません。)

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