今ひとつ元気の出ない日が続いていましたが
宮澤賢治の詩を読み、結弦くんの動画を観て
だいぶ調子も上向いてきました。
外に出てちょっと庭仕事をしたり花を眺めたり
散歩や焚火も気分転換になった気がします。
それと、気がついた時に時々読み返すノートがあって
それには感動した話やインタビュー、エッセイなど
その都度書き写しているのですが、
日付を見たら7年前に書き始めたものでした。
自分の気持ちを書く時もあるのですが、それはまれで
書いてあるのはほとんどが誰かの考えや経験談などです。
その中でも私が頻繁に読み返すのが
クマタカの鷹匠・松原英俊さんと言う方のインタビュー。
長いインタビューのほんの一部だけですが・・・

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狩りについては独学です。
なので当然のことですが、初めは失敗ばかりで
最初の獲物を捕まえるのに、3年半かかりました。
はじめて獲物を捕まえたのは、1979年の2月でした。
弟子に入ってから4年半目の冬。
自分の訓練した鷹ではじめて野生のウサギを捕まえました。
その時の感動は一生忘れられません。
ほんとうにうれしかった。
うれしくて、うれしくて、雪の中で
「この日のために俺は生きてきたんだ!」
「この瞬間を追い求めてきたんだ!」って
声をあげながら号泣してしまいました。
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初めてこのインタビューを読んだ時は私も号泣。(笑)
なんて幸せな人なのだろうとただただ感動しました。
人生の中でこんな風に思える瞬間が一度でもあったなら
もうその人生は満点ですよね・・・
色々あったとしても、最後は全てを凌駕するような
そんな強烈な喜びのような気がします。
・・・こんな話を読んで感動してうるうるしていると
なぜだか自然とまた元気が出てくるのでした。


今日の人形はカバさんです。
夏らしくビキニを着せました。
ムッチムチ具合が可愛いなあ、と自画自賛です。(笑)
このスカートはムームーにもなります。
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ノートに書き写した松原氏のインタビューの他にも
何かないかと探したらこんな事も話されていました。

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寝食をともにして時間をかけて訓練した鷹と、
誰もいない雪山を歩く。
獲物を探して、鷹とともに山奥に分け入っていく。
そんなとき、心から「ああ、自分は幸せだな」って
思うんです。
今も昔も鷹狩はお金になっていませんが、
自分としては獲物を求めて鷹と一緒に雪山を
駆け巡ることができれば、それで十分なんです。
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元気のない時気持ちが沈んでいる時に私に必要なのは
「感動の涙」なのかなあ?
誰かの言葉や演技に感動して涙しているうちに
なんだか気持ちも整ってくるというか、
「また頑張るか・・・」という気持ちになれるのです。
皆さんの「元気の素」は何かなあ?


今日のリス友。
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動画も作っています。


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