人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:ジブリ映画


朝、毎日のように作っている目玉焼きなのですが、
たまに君が、いや黄身が割れてしまう事があります。
IMG_20230626_092758こうして黄身が割れてしまった目玉焼きは
いつも料理人である私が食べるのですが、
皆からするとそれが自己犠牲に見えるのか
「失敗したやつ、今日は俺が食べてもいいよ。」
と夫なども言ってくれたりします。
でも、私としては自己犠牲というよりも
料理人としてのプライドがそうさせている感じで
失敗した料理を他の人に食べさせたくない訳です。
きっとこれ、どこの家庭の料理人も同じだと思うな。
綺麗に仕上がったものを家族に食べてもらい、
「美味しいね!」と言ってもらえるのが嬉しい訳で
料理人は「美味しい!」の言葉をいつも待っている。
来客があった時には特にそんな気持ちが強くなって
うまく盛り付けられたものがお客さん用、ですよね?
そんな訳なので、もし家族が作った料理だったら
その料理人が出してくれたものを有り難く頂きます。
料理人が失敗作を食べていても気にしません。
いつだって料理人のプライドは尊重しないとね〜〜〜


今回は「ハウルの動く城」の「ソフィー」です。
ジブリ映画を自分から進んでは観ないので  
実はこの作品も観たことありません。(笑)
でも、作ってみますよ〜〜〜 
まずはイラストから・・・
IMG_20230519_170939子供の頃をつらつら思い返してみても、
料理人である母の皿にはいつも料理の端っこ部分とか
寄せ集め?とかがのっていた気がします。
煮魚とかは特にそうで母の分はいつも尻尾部分で、
前日の残り物を食べるのもいつも母でした。
「もっと良いところを食べたら良いのに・・・」
と子供心に時々思っていたのですが、
今は母の気持ちも分かります。
当時は祖父母も一緒に住んでいたし、それが当たり前、
みたいなところもあったと思いますが、
料理人は皆に美味しいところを食べてもらいたい、
単純にそんな気持ちになるんですよね〜〜〜
・・・料理人の心はかくも美しい。


今日のリス友。
モフモフちゃんと長い尻尾。
「お腹のたるみはお気になさらず・・・」
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最近、腰を痛めることが続いていて
治ったと思って庭仕事をしたらまた痛み出したり
何と言う事もない動きをしてグギッとなったり・・・
大抵一週間もすれば大体良くなるのですが、
何度も続くと痛いし動けないしで憂鬱になります。
そこで現状維持すらかなり困難な今、私も考えました。
このまま時の流れに身を任せ〜て何にもしなかったら
5年後10年後散歩に行くことすらままなくなりそうで
「その場しのぎ戦法」はもうダメだな・・・と。
いままでは、五十肩になった時も腰を痛めた時も
動画など観ながらストレッチやら指圧やらを試して
大体良くなって動けるようにはなっていたのですが、
良くなったとは言っても、肩の可動域は狭くなったし
腰に負担のかかる重労働は怖くてもう出来ません。
何か体全体をしなやかに強くする運動ないかな?
とまたまたYouTubeで探してみたのですが、
「ヨガ」・・・なんか良さそう・・・
私はヨガ初心者ですが、20分位で全身に効くやつ!
と欲張って「完全版」を選んでやってみました。
ヨガ経験者ならその良さがわかると思うのですが、
呼吸法と一緒にゆっくりやるからなのか
なんか気分もゆったりして来て気持ちいいんですよね。
本当に20分ほどの短いヨガでしたが、びっくり〜!
たった一回で腰の痛みがすっかり取れましたよ!
実は今回選んだこの「完全版」は中級者向けのヨガで
途中ポーズが安定せず床にゴロゴロ転がったりして
ひとりだから良いもののかなり不格好だったので(笑)
今は、腰に効く簡単なヨガを中心に続けています。
痛くなったらやるんじゃなくて、痛くなくてもやる、
これが大事なんでしょうね・・・
いやもうメンテナンス、メンテナンス、メンテナンス、
残りの人生これで終わりそうですよ。


「もののけ姫」完成しました。
フェイクファーで作った羽織もの、作るのは大変でしたが
こうして出来上がってみると達成感があって嬉しいです。
襟ぐり、ちょっと大きすぎたかな?
IMG_20230324_173751IMG_20230324_174028IMG_20230324_174112IMG_20230324_174731ヨガの良いところは場所も時間も選ばないところ。
広い場所は必要ないし動きが静かなのでいつでもOK。
一日たった20分で毎日元気でいられるなら
もう続けるしかありませんね。頑張る!
最近こんな話題ばかりですが、悪・し・か・ら・ず。


今日のリス友。ドアップで 。
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先日の「母の日」に実家の母と話をしたのですが、 
また「そっちは今何咲いてる?」と聞かれました。
寒い時期を除いて、電話で話せば必ずこの質問です。
石楠花、オダマキ、ハナミズキと・・・?
あとは名前を忘れたピンクや白の小さな花たち・・・
八重桜も終わり木蓮もほとんど散ってしまって
芍薬とか紫陽花が咲くまでは少し間があるので、
今回は母に自慢できるほどの種類はありませんでした。
実家の辺りとこの辺りの気温がさほど違わない事もあって
だいたい似たような時期に似たような花が咲くので
実家の庭のボタンや芍薬もまだまだ蕾のようだったし、
うちも実家も次の花盛りまで小休止みたいな感じですが
来月また電話をする頃にはまた色々咲いていそうです。
何より来月末には庭を改造するのでそれが落ち着いたら
写真を撮って実家に送ろうかと思っています。
母には以前から家庭菜園を強力に勧められているので
小さな家庭菜園でも今回それらしくきちんと作ったら
喜ばれそうです。

今庭に咲いている花や木を少しだけ・・・
まずは前庭にぐんぐん広がって来た白い花。IMG_20230515_105244IMG_20230515_105312


黄色いオダマキ
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もうちょっとで咲きそうな芍薬
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白露錦ヤナギ。
先端の淡いピンクが綺麗で大好きな木です。
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「もののけ姫」ここまで出来ました。
次は毛皮の羽織ものです。ちょっと大変そう・・・
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植物を育てるって本当に楽しいですね。
実際にあれこれ育ててみて驚いたのが、
「バラ科」の植物がかなり強いこと。
どの種類のバラも強くてどんどん大きくなるし
ブラックベリーやラズベリーも簡単にはダメにならず
今庭に植えているブラックベリーに至っては
その辺から引っこ抜いて来た野生の植物なのに
去年の夏頃から枯れずにちゃんと育っています。
来月庭の改造時に植え替えする事になるので
今年は実がなるかどうかわかりませんが、
実のなる植物は楽しみも2倍〜2倍〜です。


今日のリス友。
手前の花は庭から鉢に植え替えたものです。
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壁に飾るアートを注文していたのですが
今度は破損などもなく無事に届きました。
(  結局タダになった「破損」アートの話 )
薄い鉄板アート、壁に飾ったらこんな感じに・・・
優しい感じでまずまずかな?どうでしょう?
IMG_20230515_151204IMG_20230515_152709破損して届いたアートの方ですが、
割れた木の部分を接着剤でくっつけて直すことに・・・
夫に頼んで接着剤を買って来てもらったのですが、
何のための接着剤かわかっていたはずなのに
私の頼み方が悪かったのか買って来たのはこの接着剤!
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「えええ?これ買ってきたの?瞬間接着剤だよね?」
「『木』にも使えるって書いてあるから大丈夫!」
「・・・・でも、こんな広い面に使う人いる?
接着剤を塗り終わる前に最初の方は乾いてるよ。」
ああもう、しょうがない、やってみるしかない。
面積にしたら折り紙1枚分はある木の面に
ヒーーーーッて感じでババババーーーッと刷毛で塗って
合わせ目がずれないように気をつけながら、
板と板をくっつけてしっかり押さえて待つこと1分。
せわしないこと甚だしい・・・はあはあはあ・・・
・・・そして結果は如何に・・・?
あっぱれゴリラ君、ガチっとくっつきましたよ!
結果オーライ?上手くいってほんとよかった!(笑)
「それにしても、これくっつけるのに瞬間接着剤かよ?」
としつこく思っている私なのでした。

で、さっそく次男の部屋に飾りましたが、どうでしょう?
案外上手く直せたので継ぎ目部分も全くわからないし
こうして写真で見るとおしゃれな部屋に見えますね?
(床には色鉛筆、紙、ぬいぐるみが散乱だが・・・)
「壁アート騒動」は一件落着でホッとしてます。
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「もののけ姫」人形の続きです。
イラストをもとにこんなふうに生地を用意しましたが
獣の毛皮の羽織ものと面の部分がちょっと細かくて
作るのに時間がかかりそうです。
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今の家に住んでそろそろ丸3年になりますが、
インテリアは当初からほとんど変わっていません。
一人暮らしの頃と違って模様替えも大変だし、
気分転換のためのちょっとした変化となったら、
今回みたいなアートが一番手っ取り早いかなあ?


今日のリス友。
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万城目学著「悟浄出立」 を読みました。
中国古典を題材にした5編の短編集です。
IMG_20230514_115351どの短編も読み応えがあって、行った事のない国ですが
はるか昔の中国に生きた人々や自然が目に浮かぶようで
ちょっとしたタイムトラベル気分も味わえました。
「悟浄出立(ごじょうしゅったつ)」
「趙雲西航(ちょううんせいこう)」
「虞姫寂静(ぐきじゃくじょう)」
「法家孤憤(ほうかこふん)」
「父司馬遷(ちちしばせん)」の5編なのですが、
最後の「父司馬遷」が強烈に印象に残りました。

「司馬遷」は有名ですが、実は名前は知っていても、
はて?いつの時代の何をした人だったかな?
なんか世界史の中で見た名前だった気がするが?
って、全然わかってなかった私・・・
普段の会話に「司馬遷」って出てこないしね?
なんかすごい人だったみたいなのですよ・・・ふう。

司馬遷は紀元前145年の生まれで(135年の説も)
諸国の記録を集め約2千年分の「史記」を書いた人。
彼は父の遺言で「史記」の完成を託されていたのですが
ある時武帝に反論したために「死刑」を言い渡され
死刑を免れるために、48歳の時に「宮刑」と言う
局部を切り落とす屈辱的な刑を受ける覚悟を決めます。
父との約束を果たすために、刑後は宦官として
恥辱に耐えながら執筆を続けた歴史家だそうです。

この短編には、自害しない父を恥じる二人の息子と
恥に屈しない父を叱咤激励する末娘も登場して、
司馬遷の苦悩が強く伝わってくる物語でした。
後世に「史記」を書き残すという使命のために
自己の尊厳を引き換えにした司馬遷の激しい生き様に
ただただ圧倒されてしまいました。


今回は「もののけ姫」を作ってみようと思います。
大きな声では言えませんが、映画は観た事がないので
どこか認識違いしているところがあるかも。
雰囲気的にこの「もののけ姫」も動物と話ができる系の
「女ムツゴロウ」なのか?と思ってるのですが、違う?
・・・強引に(笑)まずはイラストから・・・
IMG_20230321_114231物語の展開する場所が異国というのは
内容がどうあれそれだけで非日常感があって好きです。
この短編集は全て中国古典が題材になっているので
自然、大陸にいて悠久の景色を眺めているような
何とも言えない果てしな〜い気持ちにさせられました。


今日は鳥友です。キツツキです。
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須川邦彦著「無人島に生きる十六人」を読みました。 
全てがドラマチックな超感動の冒険実話です。
IMG_20230509_111847IMG_20230509_1120251899年5月に日本の帆船「龍睡丸」が
ハワイの北西、ミッドウェー島付近で座礁します。
小さなボートで船を脱出した船員16人は
珊瑚礁の無人島に漂着しそこで生活を始めるのですが、
真水のない島で苦心して飲み水を確保したり、
見張り櫓を作り24時間体制で沖を行く船を探したり、
食料や道具となる海亀の牧場を作ったり・・・
お互いに助け合い、知恵を絞り、工夫を凝らし、
いつまで続くかわからない無人島暮らしの中で
決して希望を失わずに明るく逞しく生きた男達の話に
「なんて凄い人たちなの!」とただただ感動でした。
20歳前後の実習生から50代半ばまでの船乗り達が
「その状況で自分がやるべき事をやっただけ。」と
全員が思っているらしいのがまた凄いところで、
16人全員が本物の人格者なのです。
彼らの多くが海の男としての知識や経験があってこその
「全員無事生還」だったのは間違いないのですが、
たった一人でも希望を捨ててしまえば、
そこから集団生活に綻びが生じる事もある訳で
そうならないように毎日規則正しい生活をして
日々、労働、遊び、勉学、生態観察などに励み
心身の健康維持に努めた事も本当凄いのです。
無人島生活は3ヶ月半ほどで終わる事になりますが、
まるで作り話のように最後までドラマチックなので
ぜひ読んでみて下さい。おすすめです。


「ナウシカ」人形の続きです。
イラストをもとにこんな風に生地を用意しました。
前面の亀ですが、なぜナウシカに亀なんでしょう?
ナウシカの映画は観たことがあるのですが、
昔の事で詳しい内容を覚えていないので・・・
IMG_20230321_152420この実話の中でほっこりするのが「あざらし」の存在で
この無人島には25頭ほどのアザラシが住んでいて
人間を怖がらず、すぐに友達になってしまうのです。
「海で一緒に泳ごう!」と鼻で押してきたり、
木の棒を海に投げると、我先に泳いで咥えて来て
得意顔だったり(犬か?)本当に可愛いのです。
島を離れるその日には、船の後をずっとついてきて
なんだかほろっとしてしまいました。


今日のリス友。
「窓ガラス、磨いたほうがいいんじゃね?」
汚している張本人に言われたくない・・・
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皆で映画でも観に行こうかと上映中の映画を調べたら
「タイタニック25周年3D版」をやっていて、
そう言えば日本でも「タイタニック」が再び大人気だと
ニュースになっていたのを思い出しました。
この映画は、丁度アメリカで暮らし始めて間もない頃に
大きな話題になっていたので、私も映画館で観ましたが
スケールの大きさに只々感動したのを覚えています。
が、コテコテラブストーリーが苦手な夫は寝てしまい
本当ところどころしか観なかったため、
25年経った今では、一緒に映画館に行った事すら
綺麗さっぱり記憶から消し去られていました。
でも、長男が「タイタニック」を観てみたいと言うので
「映画館は勘弁してくれ」の夫の気持ちも汲んで(笑)
映画館はやめてうちで観ることにしました。

で、久しぶりの「タイタニック」よかったです。
いかにもハリウッドの娯楽映画という感じですが、
もうそこが良い!やっぱり観ていて楽しめました。
ジャックとローズのラブストーリー、出来過ぎだけど
いい!そこがいい!コテコテだからこそ楽しめる!
観る人によって解釈が違ってくる映画もいいけれど
こういう映画は素直に楽しむのが一番ですね。
最後、年老いたローズが「ブルーダイアモンド」を
海に投げるシーンがありますが、
夫と次男は「捨てるなら、売ればよかったのに!」とか
「もう全てがドラマチック過ぎる〜〜〜!!!」とか
映画に浸りきれない現実的な人たちが・・・



「アリエッティ」完成しました。
ポニーテールに本物の洗濯バサミを留めて。
ショルダーバッグは大きめに作りました。
アリエッティに見えますか?
IMG_20230221_171259IMG_20230221_171739IMG_20230221_171636この映画の主題歌、知らない人いませんよね?
これは映画とは全然関係ないのですが、
この曲をリコーダーで演奏している男性の動画があって
ぜひ皆さんとシェアしたいので、ここに載せます。
もしかしたら有名な動画なのかもしれません。
すごい演奏なので、心して聴いてください。



今日のリス友。
雪の中、クルミを味わっているきゃわゆいリス友です。
オラオラ野郎はどっかに行っていないみたいだから
リス友よ、今のうちに全部食べるのだ!
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先週水曜日の夕方から降った雪が積もって
その後3日間、晴天+極寒の日が続いたので
積もった雪は溶けずにしばらく残ったままでした。
こんなふうに雪景色になることが滅多にないので、
真っ白な雪に太陽が燦々と降り注いで照り返すのが
もう眩しくて眩しくて・・・
うちはあまり日当たりのいい家ではないため
普段は日中でも何ヶ所か明かりをつけているのですが、
この照り返しでうちの中が一気に明るくなって
明かりをつける必要もありませんでした。
真っ白な雪と太陽の力・・・すごいです。
こんな感じで、ペカーーー!!!眩しーーー!!!
IMG_20230224_130037そして「あ〜この眩しさ懐かしいなあ・・・」と。
昔、友達と一緒に頻繁にスキーに行っていた時期があって
快晴の日のゲレンデはこの照り返しで眩しくて眩しくて、
でも一面キラキラでまばゆい銀世界は天国でした。
その友達に誘われなければスキーはやっていなかったので
今でも彼女にはとっても感謝しています。
残念ながらアメリカに来てからは全くスキーはしていないし
多分これからもする事はないと思いますが、
久しぶりの雪と太陽光の最強コラボ(笑)に
昔を思い出しながらクラクラしてしまいました。



「アリエッティ」ここまで出来ました。
IMG_20230213_171156IMG_20230213_174329IMG_20230221_171102この辺りのご近所さんは犬を飼っている人が多く
天候に関係なく毎日犬の散歩をしていますが、
雪が積もった後の数日間もいつも通り変わりなく、
彼らが犬を連れて散歩するのを見かけました。
滑りやすい雪道は人間にとっては大変ですが、
冷た〜い雪と眩しい光が降り注ぐ散歩道〜〜〜
犬たちにとっては最高だったでしょうねえ。
なんだかんだ言ってももうすぐ三月だし、
春はすぐそこまで来ている気がします。



今日のリス友。
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今月は、私が勝手に決めた「読書月間」。
なので通常よりも熱心に本を読んでいます。
まあ、そうでもしないとなかなか本を読まないので
これからも時々「読書月間」を持とうかなと・・・
で、成田悠輔著「22世紀の民主主義」を読みました。
IMG_20230220_115223以前読んだ斎藤幸平著「人新世の『資本論』」 と同じく
( 斎藤幸平著「人新世の『資本論』」 )
政治や経済についての知識が乏しい私にとっては
難解な言葉が多くて大変でした。
「じゃ、なぜまたそんな本読んだわけ?」と言われそう。
そうなのです、普段ならまず手に取らない本なのですが、
今後の世界(特に日本)がどうなるのか気になって
要するに私には全然いい未来が見えてこないので、
「解決策あるなら知りたい!」みたいな気持ちで
読んでみた本なのです。
「で、解決策見つかったの?」と聞かれると・・・
う〜〜〜ん、寝たふりするしかない。
本当一言二言でまとめるのは到底不可能なので、
「こんな趣旨の事が書いてあるような気がする」程度で
行こうと思います、すみませんね。

まず、成田氏の考えの根底には常にこの疑問があります。
「常識と思われている事、それは本当に正しいのか!?」
「民主主義を続けるための方法と思われている『選挙』は
本当に必要なのか?一人一票のままでいいのか?」とか。
今の日本の高齢化社会では若年層全員が投票したとしても
数の少ない若年層は絶対に高齢層には勝てないわけで、
ならば、年齢ごとに一票の重みを変えてみてはどうか?
現存のあらゆるテクノロジーを使って人々の本音を読み取り
その中から最適解を導き出して政治に活用してはどうか?
少数派であっても切実な声として吸い上げるシステムを作り
全体としての多様性や幸福度を上げていく「新民主主義」?
こんな本を読むと、少し荒唐無稽と思われる考えも
「有りかも?」と思う所から全てが始まる気もして来て、
長い事停滞を続ける日本社会に風穴を開けるためにも
本当誰かこの本の中の提案を一つでも試してみてくれ!
なんて思いましたよ。
国としては無理でも地方自治体から小さく始めるとか?
いやもっと小さく町内会から始めるとか?どうかな?

「選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体を
どう作り替えるか考えることだ。
ルールを変えること、つまりちょっとした革命である。」
と成田氏は言っています。

とにかく難しい言葉が色々出て来て細かいところまでは
理解できなかった気がするので感想はこれ位です。
興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
って、こんな感想じゃきっと誰も読まないね。



「アリエッティ」の人形の続きです。
イラストをもとにこんなふうに生地を用意しました。
デザインはシンプルですが、色が鮮やかなので
この人形も作り映えしそうです。
IMG_20230213_155936最後にもうちょっとだけ・・・
成田氏は「この本は素人の妄想だ。」と言っています。
その上で「暴政」という本の中から教訓を抜粋して、

1、シンボルに責任を持とう。
2、真実は存在すると信じよう。
3、自分で調べよう。
4、アイコンタクトと雑談を怠るな。
5、私生活はちゃんとしよう。
6、大義名分に寄付しよう。

この地味で身近な生活感こそ暴政と闘えるのだと。
「政治」という表舞台が氷山の一角であるとすれば
その下の巨大氷山は素人の個々人の感情と生活だから。
個人的なものこそ政治的である。・・・だそうです。
皆さんはどう思いますか?



今日のリス友。
もふもふで可愛いなあ〜〜〜
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IMG_20230223_115552結局10センチ以上も雪が積もって休校になった昨日、
一面雪で真っ白になった庭をながめながら次男が
「雪をすくって『かき氷』を作ってみようかな?」と。
今までももちろん雪が積もった事はあるのですが、
今回のようにサラサラの綺麗な雪が沢山積もった!
というのが珍しいので今回やってみたくなったようです。
夏場には自分で時々かき氷を作って食べているし、
外で売っているのを見かければ買って食べてもいますが、
天然の雪で作るかき氷は初めてです。
早速かき氷用の涼しげな器に雪をすくい入れて
色とりどりのかき氷シロップをかけて・・・
「うちで作るのより雪の方がフワフワで美味しい!!!」
とあっという間に食べてしまいました。
(この辺は大気汚染はないので大丈夫か? )
IMG_20230223_115937あああ、私も子供の頃やったなあ・・・
昔の「ジュース」という名の果汁0%色付き砂糖水を
雪に「直がけ」して更にそこに口をつけて「直食い」。
昔の田舎の鼻垂らした?子供だったとは言え、
今考えるとあまりにも野生的だった気もします。
雪を器に入れるくらいはしても良さそうなものなのに、
器に入れるとすぐに溶けて新鮮な雪が味わえないとか?
そんなことを思ってた気がします。(笑)
なんだかんだ言っても子供達の方がよほど上品です。

こんな雪の日も年に2、3回なら大歓迎です。
雪が積もると世の中から音がす〜っと消えて
真っ白で暖かい大きな繭の中にいるような
何かにふわっと包まれている感じがいいですよね。
そんな訳で昨日は本当に静かでいい一日でした。



今回は、ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の
小さな女の子「アリエッティ」を作ってみようと思います。
まずはイラストから・・・
IMG_20230213_135836昨日次男は友達と集まってソリ滑りやら基地作りやら
一日思う存分遊んで来ました。
途中友達のお父さんがピザ屋さんに連れて行ってくれたり
そのまま友達のうちに遊びに行ったりもして
雪のおかげで本当に楽しい一日になったようです。
思いがけないご褒美みたいになりました。



今日のリス友。
リス友が本当に久しぶりに窓から覗いてくれましたよ!
おおおお、戻って来てくれたのね〜〜〜 
友よ〜〜〜ずっと待ってたよ〜〜〜 
嬉しいよ〜〜〜可愛いよ〜〜〜
「どうでもいいけど、クルミはもらえるのかしら?」
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