人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:ツバキ文具店


小川糸著「キラキラ共和国」を読みました。
IMG_20231108_110445以前、同じ著者の本「ツバキ文具店」を読みましたが、
今回読んだ本はその本の続編です。
( 「ツバキ文具店」を読みました。 )

ツバキ文具店を営む鳩子(ポッポちゃん)は
この続編で結婚をして新生活を始めています。
お相手は、以前から時々お店に遊びにきていた
近所に住む可愛い女の子「QPちゃん」のお父さん。
数年前に妻を不幸な事件で亡くしてから
シングルファーザーとして頑張ってきた男性です。
「ツバキ文具店」にその辺の経緯が書かれていて
鳩子と親しくなっていく様子もあったのですが
詳しい事はすでに忘れてしまっていたので(笑)
あえて「ツバキ文具店」は読み返さずに
それはそれとして、この本を読みました。

どこを読んでも優しくふんわりとした風を感じる
なんとも言えない感じの物語なのですが、
鳩子とQPちゃんと彼女のパパ(ミツローさん)が
お互いの色々な感情に揉まれながらも
少しずつ家族になっていく姿が愛おしく、
それだけに内に秘められた激しい愛情も感じられて
切ない気持ちにもなる物語でした。
鳩子が日々の小さな幸せに心をふるわせて
「どうかこの幸せが長く続きますように・・・」
と祈るような気持ちで暮らしている姿が清らかで
何だか手を合わせたくなるような感じでした。

もちろん今回も代書の仕事を誠実にこなし、
依頼人達に小さな幸せを届ける鳩子でしたが、
特に印象に残った代書の依頼を挙げるとすれば
「亡くなった夫からの手紙」を依頼した女性でしょうか。
生前家族に迷惑をかけ通しだった夫の突然の死に、
泣きたくても全く泣けず四十九日を前に苦しむ彼女が
「夫からの詫び状」を依頼した話・・・
IMG_20231113_000227誰かに伝えたい思い、誰かに言って欲しい言葉、
彼女に限らず誰の心にもありますよね・・・
が、自分が常に素直に思いを伝えている訳ではないので
(思いを屈折させて変化球になる事が多いような?)
思いはできるだけまっすぐ伝える努力をしないとね、
とこの本を読んで改めて思わされましたよ。



今日のリス友。
これは・・・ピコチン君でもポコチン君でもなく
「モフチン君」とでも呼ぼうかな?
もう誰が誰だかわからなくなってきた・・・
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(今日は人形の紹介はありません。)

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小川糸著「ツバキ文具店」を読みました。 
以前同じ著者の「ライオンのおやつ」を読みましたが
同じく優しい文体で気持ちがほんわかしました。
( 「ライオンのおやつ」を読んだ感想 )
IMG_20230412_103550鎌倉で「ツバキ文具店」を営む20代の鳩子は
店番をしながら「代書屋」という仕事もしているのですが、
その仕事は先代(祖母)から厳しく仕込まれたもの。
そう頻繁に舞い込む仕事ではないものの、
依頼主の心に寄り添って最高の手紙に仕上げながら
一つまた一つと代書の仕事をこなすたびに
彼女自身も少しずつ成長していくという物語です。
鎌倉の街の様子、四季の移ろいなどが瑞々しく描かれていて
実はまだ行ったことのない場所なので「絶対に行かねば!」
という気持ちにさせられました。

で、実際「代書屋」という仕事はまだあるのでしょうか?
年賀状や挨拶状をまとめて代書したりはありそうですが、
鳩子のところに来る依頼は特殊なものが多くて
「代書は綺麗な字で書けばそれで良いのでは?」
と思っていた私はその仕事の奥深さに衝撃を受けました。
依頼の内容に合わせて紙、インク、封筒、切手を選び
依頼人に相応しい文字と文章を練り上げて仕上げる・・・
一連の作業がとても興味深くて面白かったです。

例えば、義母の誕生日用に一筆書いて欲しいと訪れた
容姿端麗で性格も最高に良い「汚文字」の女性に、
「私こんな字が書けるようになりたかったんです!」
と泣いて喜ばれるようなこんなカードを仕上げたり・・・
IMG_20230412_112222「お金貸して!」の頼みをきっぱり断る手紙だったり。
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長年の大親友に送る「絶縁状」だったり・・・
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これはシリーズ化されているようなので
続きもぜひ読んでみたいと思っています。



「ウッディ」ここまで出来ました。
帽子もなかなか上手く仕上がりました。
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この小説の中にはいろんな筆記道具が出てきますが、
毛筆はもちろん万年筆やガラスペンなどなど、
どれも細やかに手入れのされているものばかりです。
私も万年筆を2本持っていますが、
どれも他のペンと一緒にペンケースに雑に入れられていて
急に「はっ!これではいかん!!!」となって(笑)
あわてて柔らかいフェルトで細身のケースを作りました。
大分前に買った「モンブラン」と「ウォーターマン」の
万年筆で大事にしていたつもりでしたが(本当か? )
ウォーターマンの方は次男が2歳くらいの頃に
彼にペン先をちょっと潰されてしまって 
以来こちらの万年筆はほとんど使っていませんでした。
が、この小説に「ウォーターマン」の事が書いてあって
「そう言えばずっと使ってないな・・・」となり・・・
万年筆で字を書くと何だかとっても癒される気がして
時々好きな言葉をノートに書き写したりしているので、
これからはもっと大事に扱わねば。


今日のリス友はモフモフちゃんです。
今日も雨模様なのですが・・・
モフモフちゃんの鼻の頭がぐっしょりです。
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動画も作っています。


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