人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:メルモちゃん


今日は、完成した「メルモちゃん」の紹介から。
まずまず可愛く出来た気がします。
IMG_20230317_155515IMG_20230317_160016IMG_20230317_160118〜〜〜〜〜
メルモちゃん、メルモちゃん、メルモちゃんが持ってる
赤〜いキャンディー青〜いキャンディー知ってるかい?
〜〜〜〜〜                    
亡くなったママがくれた魔法のキャンディー。
青と赤の比率を変えれば動物にもなれましたよね?
今回このキャンデーは2色のミニポンポンにしたのですが
容器は「七味」が入っていた小瓶を使いました。
一目見て「な〜んか見覚えのある小瓶だな?」と思った方
もしかして麺好きさんでしょうか?(笑)

この「七味唐辛子」、日系スーパーで買ったのですが、
ローマ字で「NANAMI TOGARASHI」となってます。
IMG_20230315_093821IMG_20230315_093857アメリカに来てすぐに日本人の友達とこの話になり
誰かが読み間違えたんだろうねえ・・・と。
おそらく同じ商品を手にした事のある日本人なら
絶対に「あれ?」と思うはずなのです。
一度は仲間内で話題にしていると思うなあ・・・
間違いに皆が気付いていても訂正されることもなく、
もうこの際「ななみ唐辛子」でいいです!
アメリカではずっとこれで行こうじゃないの!
きっとこう言う事ってどこの国にもありますよね?

で、これは夫に聞いた似たような話なのですが・・・
日本で多くの外国人が「はあ?」と超絶戸惑う商品名、
それがなんと「ポカリスエット」なのだそうです。
「POCARI SWEAT」の一体どこがおかしいのか?
「『POCARI』って一体何?どんな生き物なの?
『ポカリの汗』って気持ち悪い!絶対飲みたくない!」
って思うんだそうですよ。
日本にいた頃、「ポカリ」が好きだった私としては、
「外国人にそんなヤバい飲み物だと思われてたなんて!」
とちょっとした衝撃でした。(笑)


今日のリス友。
私の手からクルミを食べてくれてます。
この子はいつも優しく「はむっ」って感じで 
クルミをくわえていくのですが、
気の強い子になると思い切りグイグイ来て、
こっちの手を噛むんじゃないか!?という勢いなので、
いつでも穏やかなこのリス友には癒されっぱなしです。
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友達が美味しいコーヒーを送ってくれました。
石巻市にある「珈琲工房いしかわ」のコーヒーです。
ありがとう!!!大事に味わっていただきます。
この珈琲店には残念ながら行った事がないので、
場所もどんなお店なのかもわからないのですが、
個装された袋の表には「日和山の眺望」の絵があって
おおおおお〜〜〜となりました。
IMG_20230315_083809日和山からこの景色を眺めた事のある人なら
一目で「あ、日和山!」とわかる構図です。
石巻市を象徴する写真を1枚だけ、と言われたら
きっとこの景観が選ばれるのでは?と言う場所。
で、こんな時は絵の良さみたいなのを改めて感じます。
もちろん写真なら間違いなく綺麗に映る景色なのですが
これが絵になると自分の想像力を自然と働かせて
そのあたりで感じそうな風の匂いや光の加減など
色々思い描くようになる気がします。
自分だけの景色を作り上げると言うか・・・
ここでお花見をした事、部活の仲間と集まった時の事、
思い出は朧げでもここでこの景色を見たのは確かで
私の思い出の一部なんですよね・・・
とは言え、私のその思い出は高校時代からのもので、
日和山に近いところで生まれ育った友達が持っている
「日和山の思い出」とはかなり濃度が違います。
なので、その友達は震災から大分時間が経っても、
まだ日和山から海を見られないと言っていました。
今頃はもしかしたら大丈夫になったかもしれませんが、
彼女の気持ちを思うと本当切ない気持ちになります。

もうすぐ桜の季節、日和山も桜でピンク色になります。
友達が送ってくれたコーヒーのおかげで
色々懐かしくなって日和山にまた行きたくなりました。



「メルモちゃん」人形、ここまで出来ました。
ちょっと複雑な(笑)髪型も何とかなりました。
大きな目は、楕円形のプラスチックの目を使って。
IMG_20230306_180138IMG_20230306_182416IMG_20230306_18322230年ほど前、高校の美術の先生が画集を出しました。
石巻周辺の景色や北上川周辺の景色を描いたもので
その中にやはり日和山からの眺めを描いたものも。
本当に多くの人の心の中にある大事な場所なんですよね。



今日のリス友。
おっとりさんとばかり思っていたモフモフちゃんですが、
塀の上に残った雨を蹴り上げて走ってます。
躍動的だぞ〜(クレヨンしんちゃんの声で読んでね。
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小川糸著「ライオンのおやつ」を読みました。
IMG_20230315_092731瀬戸内の小さな島にあるホスピス「ライオンの家」で
人生の最後の時間を過ごす30代の女性・海野雫と
その彼女を取り巻く人々の物語です。
「ライオンの家」の名前の由来は、
「百獣の王たるライオンは敵に襲われる心配がないので
ここでは安心して食べたり寝たりして過ごせばいい。」
と言うところから来ています。
このホスピスを作った少し風変わりな人物「マドンナ」や
毎日の食事を作っている「かの姉妹」らのスタッフが
この家に訪れた人を「ゲスト」として温かくもてなします。
特に毎週日曜日の「おやつの時間」には
ゲストが希望する「おやつ」を可能な限り再現して
皆で味わうと言う特別な時間が設けられており、
人生の最後に食べたいその「おやつ」には
ゲストが密かに大切にしている記憶が重なっていて
「おやつの時間」のページでは涙々でした。

どんな人でも自分の最後を生きる時には
良くも悪くも自分の心に正直になるしかなくて、
「おやつの時間」はそれをそっと後押ししてくれる
神様からの最後のプレセントみたいな時間なのでした。
雫自身も子供のような真っ直ぐで純粋な心になって
小さな事にも涙し、そして全ての事に感謝する姿が
尚更死期の近い事を感じさせてまたまた涙・・・

瀬戸内海の小島の描写がとても美しく優しくて
私はまだ一度も行ったことがない場所なので
近い将来ぜひ行ってみたいと思いました。



「メルモちゃん」人形の続きです。
イラストをもとにこんな風に生地を用意しました。
IMG_20230306_155706私が最後に食べたい「おやつ」って何だろう?
健康な今はあまり深く自分の心を探る事もないので
パッとすぐには思い浮かびませんが、
強いて上げるとすれば「ティラミス」かな?
私が今まで何十回と作ってきたレシピなのですが、
このレシピのおかげでいつ作っても褒められるのです。
で、このレシピで誰かが作ったティラミスって言うのを
一度食べてみたい気もします。
同じレシピなので仕上がりも同じだとは思いますが。


今日のリス友はモフモフちゃんです。
お腹の下の方の毛が雨で濡れて冷たそうです。
が、顔を見ればなんかとぼけていて可愛いです。
どこかで土を掘ってきた「鼻」をしています。
「ドキッ!!!バレちゃった?むむむ・・・」
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最近、Netflixの「舞妓さんちのまかないさん」
と言うドラマを観始めました。
運動不足解消のため、フィットネスバイクを漕ぐ間に
(雨が多いので一家に一台あると便利。 )
「また日本のドラマでも観るか?」となったのです。
時々かかとの上げ下ろしなどはやっていたのですが、
大した運動にはならないようなので (ですよね?
お天気の良い日は近所を30分ほど散歩 、
雨ならフィットネスバイクを40分漕ぐ事にしました。

で、「舞妓さんちのまかないさん」です。
青森出身の16歳の女の子が舞妓さんになるべく
奮闘するドラマのようなのですが
この主人公がちょっと不器用な子で
舞のお稽古の時もお師匠さんに怒鳴られてばかり・・・
昔だったら、こんな稽古事で大声で叱られる場面など
別に何を感じるでもなく観ていたはずなのに、
今回、お師匠さんの怒声がとても不快に感じたのです。
「褒めて伸ばしたほうがいいよ?」とかではなく
「怒鳴る」と言う行為がすでに暴力みたいに感じて
「これはダメなんじゃないか・・・」と・・・
自分でもちょっとびっくりでした。
昔なら当たり前で違和感も感じなかった事が
いつの間にか受け入れ難い事に変わっていたようです。

今の若い人は「打たれ弱い」とか言われますよね?
ちょっとでも叱ると「会社辞めます。」になると。
さすがにそれもどうかとは思いますが(笑)
でも、頭ごなしに叱るのは「上司失格」な気がして
わたしはやはり上司の方が悪いと思ってしまいます。
「怒鳴る」って例外はあっても基本的に暴力なのでは?
ドラマを観ていてそんな事を思いました。



今回はまたまた手塚治虫氏の作品の中から・・・
「メルモちゃん」を作ってみようと思います。
メルモちゃんが大人になったり赤ちゃんになったり、
半世紀も前なのに「漫画で学ぶ性教育」と言う感じで
ちょっと異彩を放っていたような気がします。
パンチラどころかお尻丸見えな場面が多くて(笑)
今だと放送できないかも? 
後から手塚治虫氏が医師免許を持っていた事を知って
色々と得心が行きました。
では、いつものようにイラストから。
IMG_20230306_113524「舞妓さんちのまかないさん」ですが、
第2話を観たら、主人公は舞妓さんへの道は諦めて
「まかないさん」への道を歩み始めていました。
あ、これでタイトル通りだね? 
「『まかないさん』の道だってたやすくないよ?」
なんて言われている主人公ですが、
もう怒鳴られる場面はないといいなあと思ってます。


今日は鳥友です。
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