今の若者たちはジェンダー問題にとても敏感で
幼い頃からしっかり教育されているので、
個人の考えがどうあれ差別的な言動はまずしないし
柔軟な考え方をする人が本当に多い気がします。

先日夫がオーストラリア発のリアリティ番組を観て
感心したらしいのです。
その番組は自閉症などの発達障害を抱える若者同士、
20代の男女の交際を応援するプログラムで、
そのほとんどが今回初めて交際をする若者たち。
その中の一人の女性が言ったのだそうです、
「私は今まで誰とも付き合ったことがないので、
女性が合うのか男性が合うのかわかりません。」と。
ならばと、最初は無難に男性と交際を始めてみたら
その彼とはあまり上手くいかず、次は女性と交際・・・
結果その女性は同性の方が相性が良かったのだそうで、
「こんな発想や発言、自分の年代じゃ絶対に出ない!」
と夫も心底感心していて、私も同感でした。
こんな風に性別を超えた考え方ができるなんて、
今の若者は本当に素晴らしい!!!


今日の人形もミツバチです。
今日のはターコイズがアクセントカラーです。
IMG_20221004_155948IMG_20221004_155141IMG_20221004_160100IMG_20221004_160209ジェンダー問題といえばまず男女格差や差別の問題で
そこは自分も関わりやすいところなのですが、
BGLTQの問題となると中々実感するのも難しくて
否定はしないものの長い事他人事でした。
でも他人事にしているうちは世界は変わらない・・・
日本にいる時は周りにBGLTQの人がいなかったので
今よりも更に他人事だったのですが、
1997年にアメリカに来てからの25年が
世の中の変化の激しい時期と重なって、
いやでも価値観の見直しをさせられた感じです。
身近なところでも色々な人に出会ったし、
それぞれの逡巡と勇気のカミングアウトの後に
そこから自由になっていく人たちを実際に見れば
やっぱり応援したくなるのです。
将来的にはきっと「BGLTQ」なんて言葉すら
無くなっていくのだと思うし、そうであってほしい。
私も若者たちと共に頑張りたいです。


今日のリス友。
ドライコーンをくわえています。(笑)IMG_6798



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