今の若者たちはジェンダー問題にとても敏感で
幼い頃からしっかり教育されているので、
個人の考えがどうあれ差別的な言動はまずしないし
柔軟な考え方をする人が本当に多い気がします。
先日夫がオーストラリア発のリアリティ番組を観て
感心したらしいのです。
その番組は自閉症などの発達障害を抱える若者同士、
20代の男女の交際を応援するプログラムで、
そのほとんどが今回初めて交際をする若者たち。
その中の一人の女性が言ったのだそうです、
「私は今まで誰とも付き合ったことがないので、
女性が合うのか男性が合うのかわかりません。」と。
ならばと、最初は無難に男性と交際を始めてみたら
その彼とはあまり上手くいかず、次は女性と交際・・・
結果その女性は同性の方が相性が良かったのだそうで、
「こんな発想や発言、自分の年代じゃ絶対に出ない!」
と夫も心底感心していて、私も同感でした。
こんな風に性別を超えた考え方ができるなんて、
今の若者は本当に素晴らしい!!!
今日の人形もミツバチです。
今日のはターコイズがアクセントカラーです。
ジェンダー問題といえばまず男女格差や差別の問題で
そこは自分も関わりやすいところなのですが、
BGLTQの問題となると中々実感するのも難しくて
否定はしないものの長い事他人事でした。
でも他人事にしているうちは世界は変わらない・・・
日本にいる時は周りにBGLTQの人がいなかったので
今よりも更に他人事だったのですが、
1997年にアメリカに来てからの25年が
世の中の変化の激しい時期と重なって、
いやでも価値観の見直しをさせられた感じです。
身近なところでも色々な人に出会ったし、
それぞれの逡巡と勇気のカミングアウトの後に
そこから自由になっていく人たちを実際に見れば
やっぱり応援したくなるのです。
将来的にはきっと「BGLTQ」なんて言葉すら
無くなっていくのだと思うし、そうであってほしい。
私も若者たちと共に頑張りたいです。
今日のリス友。
ドライコーンをくわえています。(笑)
動画も作っています。
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