人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:井原忠政著



井原忠政著「鉄砲大将仁義」を読みました。
「三河雑兵心得シリーズ」の第6弾です。
IMG_20240420_195337百姓から足軽となり、そこから自身の才覚と人徳と
周りの人々の引き立てにより出世を続ける茂兵衛。
28歳の時に松平家の女を嫁に迎えて所帯も構え、
足軽大将となって立派な騎乗の身分となりました。
鉄砲隊50人、槍足軽40人、小頭9人、寄騎三騎の
100人余りを率いる立場です。
そして今の俸給は250貫(約2500万円)!!!
が、その出世の分家康からの要求も難易度が上がり、
黙って従うしかない茂兵衛なのでしたが・・・

今回はまず、徳川側につく事を密約した穴山梅雪
(武田軍の重鎮)の妻子を奪還することが使命に。
次には、家康が顔色を伺い従っている織田信長の
その嫡男「信忠」に取り入って気に入られる事。
将来を見据え信忠と昵懇になる事を画策する家康に
あれこれ振り回される茂兵衛でしたが、
結果信忠に破格の俸給で織田側へ移る事を提案され
ついつい心が揺れてしまいます。
が、茂兵衛を信じ続ける重臣・本多平八郎の心を知り
徳川軍で働き続ける事を心に誓う茂兵衛なのでした。

今回も茂兵衛の人柄に癒されホロッとさせられ
楽しく読めました。



「四葉ちゃん」人形の続きです。
イラストをもとにこんな風に生地を用意しました。
IMG_20240429_161241今回は茂兵衛を取り巻く女性たちの話も面白く
またまた楽しく読めました。
特に茂兵衛の初恋の人・綾女との再会の場面は
茂兵衛らしさ炸裂!嬉しくもあり切なくもあり・・・
出会いから14年、茂兵衛36歳、綾女30歳。
二人がどうなったのかは本を読んでのお楽しみ〜 



今日のリス友はポコチン君です。
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======ご注意ください!======
この後「どでかいナメクジ」の写真が出てきます!
ナメクジが苦手な方はご注意ください。
絶対に「げっ!」ってなると思うので。


先日、お天気の良い日に庭仕事に励んでいたら、
オレゴンに多く住む「バナナナメクジ」を発見!
熟しすぎのバナナのような見た目で(笑)
そのまんまの名前にいつも笑ってしまうのですが
じっとしている時は10センチほどだったのが、
移動を始めたらビロ〜ンと2倍の体長になりました。
「ヒーーーー」と思いながらも写真を撮っていたら、
「あり?なんか可愛くないかい?」と思い始め・・・
少しでも振動を感じると触覚をしまってしまうので
静か〜に移動しながら写真を撮りましたが、
まとわりつかれたイモムシ君が微妙に不憫・・・
いや?めちゃくちゃ喜んでるのか?
可愛いのか気持ち悪いのかよく分かりませんが、
これからの季節あちこちで見かける事になりそうです。
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話は変わって・・・
井原忠政著「砦番仁義」を読みました。
「三河雑兵心得シリーズ」の第5弾です。
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この物語は、普通の百姓だった茂兵衛が足軽となり
そこから彼の才覚と人望でどんどん出世をしていく
痛快戦国足軽出世物語です。

茂兵衛(29歳)は家康を主君として仕えており
今現在は、若干20歳の松平幸四郎の下で
先手弓組の筆頭寄騎(よりき)を務めています。
幸四郎の姉を妻に迎えたことで二人は義兄弟となり、
お互いにかけがえのない存在に。

そんな中、徳川軍は武田勢の一掃を目論み
彼らの居城奪還のための戦いを仕掛けていきますが、
戦力の優れた部隊ばかりを先行させる家康のやり方に
同じ徳川軍でありながら不満を募らせた劣勢部隊は、
家康の嫡子・信康を担ぎ出して謀反の動きを見せます。
武田軍の他に息子までも敵に回す事になりそうな状況に
家康の悩ましく苦しい画策が続くのでしたが・・・

今回茂兵衛は家康から直々に命を下され(すごい!)
小部隊を率いて森に籠って敵隊の襲撃をする事に。
この小戦では茂兵衛の洞察力、判断力が発揮されて
家康からの評価がぐんと上がりそうな予感です。

このシリーズの面白さは、登場人物の一人一人が
とても魅力的に描かれている事かなと思います。
今回も茂兵衛の初恋の人・綾女が登場して
綾女の事となると心が乱れてしまう茂兵衛の姿が
「わかるわ〜」って感じで描かれています。
と言う訳で、また次を読むのが今から楽しみです。




今日のリス友は白腹毛族のこの子です。
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先日「球根セール」で買ったアマリリスが
綺麗に咲いたので切り花にしました。
鉢植えのままだと私以外は誰も見ないので
花瓶に飾りましたが、どうでしょう?
ゴージャス〜ですよね?✨✨✨
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話は変わって・・・
井原忠政著 「弓組寄騎仁義」を読みました。
「三河雑兵心得」シリーズの第4弾です。
百姓だった茂兵衛(17歳)が足軽となり、
そこから彼の才覚でどんどん出世をしていく
痛快爽快戦国足軽出世物語です。(漢字過多)
IMG_20240315_154408前回の話では「足軽小頭」となり、
10人の手下をまとめる頭となった茂兵衛ですが、
( 「足軽小頭仁義」を読みました。 )
今なお変わらず、家康を主君として仕えており、
今回は松平善四郎率いる弓組の筆頭寄騎として
ついに騎乗の身分となっています。
とは言え、歳若く小柄で非力、弓以外の武芸も不得手で
ついでに馬も苦手なダメダメな頭・善四郎と共に、
自身も馬に乗るのは初めての茂兵衛は、
山野を騎馬でかけるのが日課となっているのでした。

で、ある時、茂兵衛は善四郎から嫁取りを勧められ
その相手はなんと善四郎の実の姉・寿美・・・
寿美は出戻りとは言え歴とした松平家の人間であり
初恋の人・綾女の事をまだ忘れられずにいる茂兵衛は
なんとも複雑な心境に・・・
が、寿美の方が先に茂兵衛にぞっこんとなり(笑)
なんだかんだで二人はめでたく夫婦になります。

今回はさほど派手な戦いの場面はありませんが、
武田信玄の亡き後を継いだ武田勝頼との攻防や、
先の戦いで信長の助言を聞かず大敗した家康と
強大な勢力を持つ信長との微妙な関係性など、
「家康って最初はこんなに劣勢だったのね?」
と日本史に疎い私は改めて知る事ばかりでした。
(史実に基づいているので、大筋は合ってるはず。
冷徹で強力な信長を心底恐れながらも、
道を切り開こうとする苦労人・家康の姿が
鮮やかに目に浮かぶようで読んでいて楽しかったです!

善四郎が、茂兵衛や一人の足軽の勇敢な行動に心打たれ
自身も大きく成長していく姿もとても清々しく・・・
そしてこの回では茂兵衛だけでなく
弟の丑松、朋輩の辰蔵もめでたく嫁を迎えます。

茂兵衛の出世は自身の才覚と人柄によるものなのですが
同時に人々の取り立てや影の配慮によるものも大きく、
茂兵衛は今回その事を改めて知る事となり、
多くの人々の思いが又彼を大きく成長させるのでした。
このシリーズ、月に一冊づつ読もうと思っていましたが、
先が読みたくて読みたくてしょうがないのです。
でも逆に少しずつ楽しみたい気持ちもあって、
ちょっと困っています。 




今日のモッフー。
またどこかで地面を掘ってきたらしいです。
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昨日はバレンタインデーでしたね。
いつもは何かデザート系のものを作って
適当にお茶を濁す日なのですが(笑)
先日の私の誕生日に注文したチョコレートケーキが
思った以上に巨大で、いまだに冷凍庫にあるので
今年は何も作りませんでした。楽できたよ〜〜〜
が、夫が気を利かせて花を買って来てくれて、
食卓の上がそれらしい雰囲気になりました。
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で、井原忠政著「足軽小頭仁義」を読みました。 
IMG_20240214_091100「三河雑兵心得シリーズ」の第3弾です。
一人の足軽の戦国時代の出世物語なのですが、
語り口が軽快で読みやすく話の展開も面白いので
すっかりハマってしまっている時代小説です。

足軽になってから7年、少しずつ出世を続ける茂兵衛は
今は10人の槍足軽をまとめる「足軽小頭」です。
身分は「徒侍」となり、小さいながらも家も与えられて
戦になれば、隊をまとめて戦う責任も負う立場に。
主君は変わらず家康で、破竹の勢いの武田信玄軍に対し
劣勢の家康軍は始終苦戦を強いられており・・・

そんな中、籠城して二俣城を死守する事になり
茂兵衛の率いる槍足軽隊も共に籠城する事に。
が、苦しい籠城戦の最中に茂兵衛の足軽隊の一人が
重要な禁を犯し、茂兵衛はその制裁を迫られるのですが、
仲間を断罪する事を決めかね迷い・・・
上に立つ者の、苦悩や覚悟が試される場面でした。

残念ながら、この籠城戦は開城に終わるのですが
次の戦も旗色は悪く苦戦に次ぐ苦戦・・・
この戦では、茂兵衛が最初に仕えた夏目次郎左衛門と
恩人の大久保四郎九郎が命を捨てて家康を守るのですが、
二人の亡骸を前に茂兵衛が涙する場面がもう切なくて
茂兵衛と一緒に鼻水垂らして号泣でした。
我ながら「おいおい、そんなに感情移入してどうする?」
って突っ込みたくなるくらい泣いたよね。




「カンネ」人形、完成しました。
髪型、ちょっと失敗かな?
カンネじゃなくてウルトラの母、作っちゃった?
IMG_20240213_150347IMG_20240213_152646このシリーズ、お試しの3冊セットを買ったのですが、
今のところ13巻まで出ているらしいので、
残りの10巻も早速注文しようと思っています。

とにかく登場人物が皆とても魅力的に描かれていて
ユーモアもあって読んでいてとっても楽しいし、
気持ちが清々しく明るくなっていく感じなのです。
10年後には千石取りなる約束をした茂兵衛なのですが、
この先彼がどんな出世をしていくのか、本当ワクワク!




今日のリス友。
木蓮の木の上のモッフーです。
IMG_0922ライブドアアプリでフォローが出来ます。




「三河雑兵心得シリーズ」第二作目、
井原忠政著「 旗指足軽仁義」を読みました。
IMG_20240210_115154先月読んだ「足軽仁義」の続きです。
( 「足軽仁義」を読みました。 )
百姓だった茂兵衛が足軽になって5年。
今は家康直属の旗本先手役の一員となって、
豪傑本多平八郎忠勝に仕え可愛がられています。
戦の時には平八郎の大きな旗印を掲げて、
仲間を鼓舞したり、自分たちの居場所を示したり
茂兵衛には大事な役目が与えられているのです。

戦国時代のことなので、合戦に次ぐ合戦で
茂兵衛が戦さの度に手柄を立てて出世していく姿が
今回もまたとても面白く描かれていました。
家康、信長など実在の人物が多く登場するので
その人物の描写もとても興味深くて・・・

茂兵衛はこの物語で敵方の女を助け恋をします。
それまで出世に強い欲のなかった茂兵衛も、
女の身分と釣り合うようにと奮闘して
最後には「侍」の身分を与えられるのですが・・・
彼の恋は叶うのか、失恋に終わってしまうのか・・・
女心が掴めず悩む茂兵衛がいじらしくもあり滑稽で、
仲間の辰蔵や弟の丑松の応援もまた微笑ましいのです。

が、今回茂兵衛は味方の男に撃たれ重傷を負う事に。
男は先の戦で茂兵衛が兜首を取った侍の息子で、
勇者の誉高かった父が足軽にやられた事が許せず、
味方のふりをして茂兵衛に近づいたのでしたが・・・
この男・横山左馬之助とのやり取りも面白く、
あっという間に読んでしまいました。

このシリーズは今のところ13巻出ているので
一月に一巻ずつ読もうと思っていたのですが、
茂兵衛がどうなったのか続きが気になってしまい、
今3巻目を読み始めたところです。
まだまだ続きがあるので、本当楽しみです。



今日のリス友。
またまたモフモフちゃんです。
お天気が良かったので影もくっきりと・・・
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(今日は人形の紹介はありません。)

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井原忠政著「足軽仁義」を読みました。 
IMG_20240105_210900これは、茂兵衛という若い百姓が足軽となり
そこからどんどん出世をしていく姿を描いた
「三河雑兵心得シリーズ」の第1作目です。

1560年の桶狭間の戦いから3年後の事。
三河国(愛知県)植田村に住む茂兵衛17歳は
すでに他界した父に代わって寝る間も惜しんで働き
病弱な母と弟妹を養っている根性のある若者ですが、
困った事にかなり粗暴で、村の者との喧嘩が絶えず、
ある時、愚鈍な弟をいじめ続ける青年たちと喧嘩をし
はずみで一人を死なせてしまいます。
村にいられなくなった茂兵衛は弟の丑松と共に村を出て
松平家康の家来、夏目次郎左衛門に拾われて足軽に。
戦国時代真っ只中の事で、三河国では戦が絶えず
茂兵衛もすぐに戦に駆り出されることに・・・
粗暴なために村では嫌われていた茂兵衛も、
戦の場では肝の座った機転のきく戦いぶりを見せて
兜首を2つも挙げるなど夏目家に貢献していき、
周りからも徐々に認められていきます。
やっと自分の居場所を見つけた思いの茂兵衛は
その後夏目家を離れて、丑松と共に家康の家来に・・・
この時家康はまだ20代前半・・・
「おおお、茂兵衛は家康の家来になったのか!?」
と期待に胸膨らませる所でこの物語は終わりますが、
続きがすでに12巻も出ているので、
(茂兵衛、どんだけ出世したら気が済むの?笑)
この先のお楽しみがまだまだ続きます。

今大人気の時代小説シリーズらしいのですが、
私もとても楽しめました。
茂兵衛、丑松、仲間たち、夏目次郎左衛門も家康も
皆それぞれに魅力的に描かれていて良かった!
ただ一人「乙部」という領主だけは曲者で(笑)
腕の立つ侍でありながら茂兵衛を騙して槍を奪ったり、
姑息で卑怯なのに絶対に憎めない人物に描かれていて
これからこの乙部と茂兵衛の絡みが特に楽しみです。
軽く読める時代小説で、おすすめです。




「イチゴ柄」の着せ替え人形、第4弾です。
生地の柄に合わせて?パティシエにしました。
IMG_20231229_132112IMG_20231229_161204IMG_20231229_162941IMG_20231229_164820IMG_20231229_165414IMG_20231229_165256侍ものや時代小説が大好きなくせに、
日本史は全くダメなので(笑)こう言う小説を読むと
歴史の授業を受け直すようでとても勉強になります。
学校で日本史を学んでいた頃は本当に興味がなくて
テストに出るから仕方なく丸暗記していたようなもので、
誰が何を目指して起こした戦だったのかとか、
私にとっては本当にどうでもいい事でした。

この「三河雑兵心得シリーズ」は、多分もしかすると
家康が征夷大将軍となるまで続きそうなので
楽しみに少しづつ読んでいこうと思っています。



今日のリス友。
久しぶりのピコチン君です。
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