木内昇著「 球道恋々」を読みました。
IMG_20240228_154142前回読んだ木内昇氏の「櫛挽道守」に感動したので
( 「櫛挽道守」を読みました。 )
この小説も楽しみながら読みました。
「櫛挽道守」は櫛を引く事に情熱の全てを捧げた
「櫛挽ばか」の登瀬の物語でしたが、
この物語は、明治の頃に野球にのめり込んだ男たちの
熱い熱い痛快「野球ばか」物語です。⚾️⚾️⚾️

主人公は宮本銀平。小さな文具業界紙の編集長で、
第一高等学校在学中は万年補欠の野球部員でした。
同級生の多くが帝国大学を経て出世をしている中で
銀平は父の病気のために大学進学を断念して
家業を継ぐ事にしたものの、結局ものにならず
今は小さな会社の編集長・・・

が、ある時、一高野球部のコーチをしてくれと頼まれ
そこから銀平の「野球ばか」が再び発動&炸裂して
どんどん野球にのめり込んでいきます。
一高野球部は長い事最強チームとして君臨していたのが、
弱体化が進み、早稲田などの私学にも勝ちを譲るように。
その窮地を救うべくして迎えられたのが銀平でした。

挫折の多い人生を粛々を受け入れてきた銀平ですが、
チームの立て直しのために苦心と挫折を重ねながら
自分と同じ多くの野球ばかと時間を共にするうちに
才能の有無に関わらず熱中できる事のある幸せや
家族や友人たちの温かな思いを感じる事になります。

この物語は実話に基づいていて、
多くの登場人物は実在した人物なのだそうです。
一時は「野球害毒論」が世に広がった事や、
「高校野球」が始まった経緯なども書かれていて
楽しく読めました。
700ページ近い長編なので読むのは大変でしたが。

ところで、この小説を読んで昔の事を思い出しました。
私が小学生くらいの時、父がよく草野球をしていた事を。
日曜日に近くのグランドで練習したり試合をしたり・・・
今でも野球好きの大人たちがチームを作って
揃いのユニフォームで草野球ってやってるんでしょうか?
ほんと、何でも夢中になれる事があるって幸せですね。

そして、今「野球」と言えばやはり・・・
大谷翔平さんが結婚したニュースですよね。
アメリカで野球は人気度では4番目くらいなので
(フットボール、バスケ、サッカーあたりが超人気。)
大谷翔平さんの事も知っている人は少ないのですが
日本での人気はほんとすごいですね。号外まで出て!
いまだに放心状態の人も多かったりして? 
何はともあれ、おめでとうございます!🎉🎉🎉



今日のリス友。
久しぶりのピコチン君です。
尻尾もすっかりモフモフになりました。
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