カズオ・イシグロ著「わたしを離さないで」を
読みました。 
IMG_20230724_114229この物語には最初から何だか掴みどころのない、
もの悲しいような寂しいような空気が漂っていて
「ここには一体何が隠されているんだろう・・・?」
と思いながら読み進みました。

外界から切り離された「施設」で暮らす生徒達と
彼らの指導をする保護官。
その「施設」には独特の規則はあるものの、
決して生徒達を苦しめるものではなく、
逆に彼らを尊重し「人間らしい」生活の場を作り
育んでいこうとしている場所なのです。
ネタバレですが、この施設に隠されているもの、
それは、生徒が皆「クローン人間」であり、
将来的には臓器や体の一部を提供をするために
そこで育てられていると言う事実なのです。
この「秘密」をここで明かしてしまうと
この本を読む楽しみが減ってしまいそうですが、
たとえ初めから「秘密」がわかっていたとしても、
何とも言えなく心がざわついて悲しい感じは
読んでいる間ずっと続く気がします。

クローン人間とは言え感情を持つ人間に変わりなく、
保護官達は悩みつつ「生徒」を育んでいきます。
生徒らも自分たちの未来を薄々察知しつつも、
恋をしたり喧嘩をしたりして成長していくのですが、
感情や知能を持ちながらも、なぜか不思議なほどに
彼らは静かに自分たちの運命を受け入れて
使命を全うし、そして消えて行く・・・
が、成長し恋人同士となったトミーとキャシーは
「少しでも長く生きていたい」と言う望みのために
一大決心をして行動を起こすのですが・・・

もしかしたら自分の知らない所で、
こんな事が本当に起こっているのでは?
と落ち着かない気持ちになってしまう物語でした。



「鬼滅の刃」シリーズ、続きます。
今回は「炭治郎」君を作ってみようと思います。
まずはイラストから・・・
IMG_20230727_114759次男にこの本の内容を簡単に話したら
「もし自分のクローンがいたら、どうする?」
とすぐに聞いて来ました。
「毎日ご飯作ってもらうかな?」と答えましたが、
それが多分私が一番面倒だと思っている事。
自分のクローンをこき使うのもなんかアレだし、
でも、ご飯作りくらいなら頼んでもいいよね?(笑)
話し相手はどうだろう?と思いましたが、
自分が話し相手ってどんな感じなんでしょう?
すごい話が合うか、逆にすごいイラっとするか?
あ、マッサージしてもらうとかいいかも!
皆さんは自分のクローンがいたらどうしますか?



今日のリス友。
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動画も作っています。


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