今月は、私が勝手に決めた「読書月間」。
なので通常よりも熱心に本を読んでいます。
まあ、そうでもしないとなかなか本を読まないので
これからも時々「読書月間」を持とうかなと・・・
で、成田悠輔著「22世紀の民主主義」を読みました。
IMG_20230220_115223以前読んだ斎藤幸平著「人新世の『資本論』」 と同じく
( 斎藤幸平著「人新世の『資本論』」 )
政治や経済についての知識が乏しい私にとっては
難解な言葉が多くて大変でした。
「じゃ、なぜまたそんな本読んだわけ?」と言われそう。
そうなのです、普段ならまず手に取らない本なのですが、
今後の世界(特に日本)がどうなるのか気になって
要するに私には全然いい未来が見えてこないので、
「解決策あるなら知りたい!」みたいな気持ちで
読んでみた本なのです。
「で、解決策見つかったの?」と聞かれると・・・
う〜〜〜ん、寝たふりするしかない。
本当一言二言でまとめるのは到底不可能なので、
「こんな趣旨の事が書いてあるような気がする」程度で
行こうと思います、すみませんね。

まず、成田氏の考えの根底には常にこの疑問があります。
「常識と思われている事、それは本当に正しいのか!?」
「民主主義を続けるための方法と思われている『選挙』は
本当に必要なのか?一人一票のままでいいのか?」とか。
今の日本の高齢化社会では若年層全員が投票したとしても
数の少ない若年層は絶対に高齢層には勝てないわけで、
ならば、年齢ごとに一票の重みを変えてみてはどうか?
現存のあらゆるテクノロジーを使って人々の本音を読み取り
その中から最適解を導き出して政治に活用してはどうか?
少数派であっても切実な声として吸い上げるシステムを作り
全体としての多様性や幸福度を上げていく「新民主主義」?
こんな本を読むと、少し荒唐無稽と思われる考えも
「有りかも?」と思う所から全てが始まる気もして来て、
長い事停滞を続ける日本社会に風穴を開けるためにも
本当誰かこの本の中の提案を一つでも試してみてくれ!
なんて思いましたよ。
国としては無理でも地方自治体から小さく始めるとか?
いやもっと小さく町内会から始めるとか?どうかな?

「選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体を
どう作り替えるか考えることだ。
ルールを変えること、つまりちょっとした革命である。」
と成田氏は言っています。

とにかく難しい言葉が色々出て来て細かいところまでは
理解できなかった気がするので感想はこれ位です。
興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
って、こんな感想じゃきっと誰も読まないね。



「アリエッティ」の人形の続きです。
イラストをもとにこんなふうに生地を用意しました。
デザインはシンプルですが、色が鮮やかなので
この人形も作り映えしそうです。
IMG_20230213_155936最後にもうちょっとだけ・・・
成田氏は「この本は素人の妄想だ。」と言っています。
その上で「暴政」という本の中から教訓を抜粋して、

1、シンボルに責任を持とう。
2、真実は存在すると信じよう。
3、自分で調べよう。
4、アイコンタクトと雑談を怠るな。
5、私生活はちゃんとしよう。
6、大義名分に寄付しよう。

この地味で身近な生活感こそ暴政と闘えるのだと。
「政治」という表舞台が氷山の一角であるとすれば
その下の巨大氷山は素人の個々人の感情と生活だから。
個人的なものこそ政治的である。・・・だそうです。
皆さんはどう思いますか?



今日のリス友。
もふもふで可愛いなあ〜〜〜
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動画も作っています。


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