アメリカでは「primary care doctor(主治医)」を決めて
毎回同じ医師に診察してもらうのが一般的です。
家族が皆同じ医師の時は「family doctor 」と呼びますが
どんな症状でもまず最初にその医師の診察を受けてから
必要に応じて専門医を紹介してもらう仕組みです。
今まで引越しが多く、主治医を決めても浅い付き合いで
ある時はそれすら決めないまま次の引っ越し、
という事もありました。
でも、今回はこの場所に長く住むつもりだし、
そろそろ主治医も決めておかねばと・・・
オレゴンに引っ越してから3年以上も経つのに
風邪を引く程度で病院に行く必要もなかったので
まあそのうちと後回しにしていたのですが、
定期的な健康診断も必要になりそうだし・・・
で、夫の主治医の女医さんが良い人だと言うので
私も同じクリニックの別の女医さんを主治医にする事に。
今までは、主治医を決めたら後は必要な時に予約して
クリニックに行って診察を受けるだけだったのですが、
今回はその女医さんとまず Zoom で顔合わせして
質問があれば聞いて「このお医者さんでいい!」
となったら次に進むと言うプロセスがあって
こんなのも時代の流れなのかなあ・・・とびっくり。
その後、送られてきたメールに必要事項を入力して
サインをしてと言う流れでした。
で、「性別」を答えるところがこんな感じで・・・
IMG_20230228_102836Cis Male ー男性に生まれて男性として生きている
Cis Female ー女性に生まれて女性として生きている
Trans Male ー女性に生まれたが男性として生きている
Trans Female ー男性に生まれたが女性として生きている
Non-Binary ー男性女性どちらにも当てはまらない
Other ーその他

以前、夫と一緒に運転免許の書き換えをした時に
夫が性別を「 その他」としたのを見て
私も次はそうしようと決めていたのです。
( ジェンダーフリーの社会をサポートする行動 )
そう言う小さな行動も今の「ジェンダー問題」を
後押しする行動に思えたからなのですが、
今回この選択肢を見たらちょっと考えが変わりました。
最初は「 Other 」を選んだのですが、その瞬間
「じゃあ、私って何者?」って思ったのです。
「 LGBTQ 」の人たちをサポート、尊重するなら
私も自信を持って「私は女性です」と言うべきでは?
今回そんな風に思って「 Cis Female 」にしました。

理想は性別も年齢も人種なども問われない社会だし、
「私は何者?」の疑問自体も湧いてこない社会でしょう。
「私は私、あなたはあなた」以上!
理想の実現のためには最初は「忖度」まみれになるのは
もうしょうがない事なのかな?
私も自分の忖度が的外れじゃないかと時々不安になるし
自分の行動に自信があるわけでもないのですが、
忖度も続けていけばそれが皆の共通の認識になって
全ての人が居心地良くいられる社会に変わるなら
それが一番いい気がします。
故に私の忖度も問題の数だけ増えて行ってます。
いや、「忖度」って言う言葉はよくないか?
「配慮」とか「相互理解」とか?
まあそれぞれの試行錯誤は続くと言うことで。



今日のリス友。「ラリラリラ〜〜〜ン
モフモフちゃんは今日も元気です。
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(今日は人形の紹介はありません。)

 動画も作っています。


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