人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:godparents


先月子供達の「 God parents 」の友達夫婦が来てくれて
久しぶりにみんなで楽しい時間を過ごしたのですが、
( 「 God parents 」の話 )
これを機会にまた「will=遺言書」の見直しをせねばと
書類を読み直しました。
日本ではあまり一般的ではないのかもしれませんが
私たちはだいぶ前から「will=遺言書」を作って、
自分たちに何かあった時の子供たちの養育の事など
状況が変わるごとに書き直しています。

オレゴンに引っ越してから初めての書き直しなので
まずは弁護士さんを探すところからのスタートでした。
夫がネットで調べて、良さそうな弁護士さんに
メールで簡単な問い合わせをしたのですが、
まず家族のことを少し伝えておく必要がありました。
夫は私のことを「配偶者」とだけ書いて
「性別」は明記しなかったらしいのですが、
その弁護士さんから来たメールの返事には
私のことが「妻」と書いてあったらしく
夫曰く「男性の配偶者が女性とは限らないのに
最初からそうだと決めてかかるのか・・・」と。
アメリカでは同性婚がほぼほぼ合法なので
考えてみれば弁護士さんも不用意な返事をしたものです。
もし私が「妻」ではなかった場合、問題になりますよ。
もちろんその弁護士さんに仕事は頼まないだろうし
今の世の中そう言う評判ってあっという間に広まるもの。

・・・もう性別なんてどうでもいいんじゃないかな?
性別(人種等も)超えてお互いを尊重し合わないと
ぐいっと前に進むのは難しい世の中な気がします。
何かある度に私も自分の中の偏見に気付くのですが、
気付いたらとにかく偏見をなくす努力をし続けて
変えようしなければきっと何も変わりませんね。
「『偏見』は異物や未知のものに対する恐怖から来る
防衛本能である。」この説明がすごくしっくりきて、
時々自分でもしょうがないのかなあ?とも思うのです。
でも倦まず弛まずで行こうと思います。
そういえばこんなこともありました・・・
( ジェンダーフリーの社会をサポートする行動 )


今日の人形は、アンの親友の「ダイアナ」です。
髪に結んだ赤いリボンが大き過ぎたかなあ?
ダイアナのエプロンはアンのと比べると
肩の部分が少し凝った作りになっています。
ダイアナの帽子も作りたかったのですが、
この髪型だと帽子が被せづらいので諦めました。
同じ理由で花かんむりも諦めました・・・
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今現在の「 will 」の内容で大事なのは
やはり子供たちの養育のことが一番なのですが、
自分たちが「脳死」状態などになった時の
延命治療の選択等大事なことが書いてあるので、
ずっこけまくりでまだまだ頼りない長男ですが、
これに関しては彼が責任を持って判断するようにと
今回しっかり話しました。
「信頼してくれてありがとう〜、大丈夫任せて!」
と長男は自信満々?ですが、(笑)
この件は今は他に頼む人がいないので頼んでるわけで
正直なところ私たちは内心不安だらけです。
・・・健康で長生きせねば!


今日のリス友。
この季節綿状のものを大量放出する木があるのですが、
外に出るとそれがホワホワと沢山浮遊していて
この通りリス友のヒゲにもついてます。(笑)
写真右側のヒゲに2ヶ所・・・
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先日遊びに来てくれたカリフォルニアの友達夫婦は
(  カリフォルニアの友達夫婦が遊びにきた話 )
私たちの子供二人の「God parents」なのですが、
私たちにもし何かあった時には彼らが後見人として
子供達の養育等をしてくれる約束なのです。
アメリカでは子供が生まれるとこの「God parents」を
決めておく人が多くて、私達もそうしました。
この事は私達の「will=遺言書」の中に書いてあります。
「will」は子供の成長に合わせて時々書き直しをして
そのたびに法的な立会人の前でサインをするのですが
両方の親に何かあって「God parents」が後見人として
子供を養育することはほぼないので、
ほとんどの場合は形式的なものではあります。

久しぶりにその友達夫婦が遊びに来たことで
「God parents」のことを思い出したのですが、
実は私たちも甥(義姉の長男)の「God parents」。
すっかり忘れていました。
夫に言われて「えええ、そうだっけ?」と・・・
でも甥っ子は今年から社会人なので
「God parents」としての役目は終わりなのですが、
彼が生まれてから20年以上も
この事を綺麗さっぱり忘れていた私、
こんな事、義姉には絶対に言えません。


今日の人形はお団子ヘアのこの子です。
お団子ヘアの時はいつもはフェルトで作るのですが、
今回は縫い込んだ毛糸をひねってお団子にしました。
共布のスカートはフリンジ付きです。
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「will」を書き直したのは5、6年前なので
近いうちにまた書き直さないといけません。
この文書にサインをするたびに気が引き締まって
とにかく健康でいなければと強く思うのでした。


今日のリス友。
可愛いのですが、食事中にこれをやられると困る。
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