湊かなえ著「暁星(あけぼし)」を読みました。

帯の読者の感想では、深い感動や余韻に包まれる唯一無二の物語と高く評されているのですが、
フィクションとノンフィクションで物語は紡がれ、
最後が理解しづらく正直あまり没頭できませんでした。
主人公の二人の男女の名前がその時々で変わるのも
意図的であってもこれは結構読みづらかったです。
読みながら何度も寝落ちしてしまったので(←)
その朦朧とした頭でそのまま読み進めた部分も多く
そのせいで物語にのめり込めなかったのかも?
なんて事も思いましたが、違う気もします。😅😅😅
単純に自分の好みに合わなかっただけかも?です。
この物語は「元安倍首相銃撃事件」を彷彿とさせ、
宗教にのめり込み家庭を崩壊させた二人の母親と
それぞれの子供の人生が描かれています。
暁(あかつき)の父は実力派作家でありながら、
何度も文学賞を逃し、苦悩の日々を送っていました。
暁には心臓病を抱え病院で時間を過ごす弟がおり
母はその弟の病気の治癒を願ってか、いつの頃からか
熱心な「愛光教会」の信徒となって行くのですが、
暁が小学2年生の時に父は懊悩の末に自殺を図ります。
そして父の小説に酷評を繰り返し受賞を阻んだ作家が
実は「愛光教会」の権力者である事を知るのです。
一方、暁と同年代の星賀(せいか=星子)は
支配的で否定的な母のもと「良い子」ではあるものの
母の支配から逃れられないままに成長して行きます。
最初は早朝の主婦の集まりに参加していたはずの母が
こちらもいつの頃からか「愛光教会」の信者となり
星賀もまた特殊文字で書かれた教典を書き写す日々へ。
祖母と父亡き後は、母は残された全てを売り払い
教会に献金するようになります。
そして文才のあった星賀は、教会からの後ろ盾もあり
一気に人気作家となっていくのでした。
当然その莫大な収入の多くは教会に入る仕組みで。
暁と星賀・・・
母親同士が「愛光教会」の信徒である事から
教会の集まりで顔を合わせる機会が訪れますが、
幼い二人にとっても「大切な出会い」となって
それ以降の人生へと続いて行く事になります。
偶然のような出会いを何度も何度も重ねながら
暁と星賀は気持ちを通わせて行くのですが、
辿り着いた先は「愛光教会」の権力者の殺害・・・
表題の「暁星」とは「明けの明星=金星」の事です。
夜明け前の一番暗い闇の先で燦然と光る金星の光に
「希望」や「愛」を重ねた物語のように思います。
今朝、私も東の空にピカーッと光る金星を見ました。
この本を読んだばかりだったので特別眩しかったです。
今日のリス友は、モフモフちゃんです。
ひざに手をかけているのがきゃわゆい!❤️❤️❤️

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そして今年父がお世話になったイケメン先生!(笑)











