青山美智子著「 お探し物は図書室まで」を読みました。
こんな可愛いしおりが「付録」でついてきます。

同じ近所の公共図書室で借りた本に触発されつつ
少しずつ人生を変えて行く物語です。
図書室を訪れた悩める子羊たちにピンポイントで
「何か」をもたらしてくれそうな本を選んでくれるのが
この図書室の司書「小野さゆり」氏。
色白で巨体なので「マシュマロマン」とか
「ベイマックス」とか「早乙女玄馬のパンダ」とか
相手にこんなキャラクターを連想させてしまう
大きめサイズの50代の女性です。



「何をお探し?」彼女の深みのある声に尋ねられると
なぜか皆心の内をついついさらけ出す事になって
最後は彼女から「おすすめ本リスト」が手渡され・・・
「なぜこの本が『おすすめ』なの?」と思う本でも
実際に借りて読んでみれば、新しい道が見えてきたり
思いがけない出来事につながるきっかけになったり。
でも、彼女はそんな変化まで見通している訳ではなく
あくまでもそれぞれの人間の感性を信じている風なのが
なんともかっこいいのです。
彼女は、「おすすめ本リスト」を作っている時以外は
「羊毛フェルト」で何かを作っている人で



図書室の一角で黙々と針をプスプスしているのです。
出来上がった小さなフェルト作品たちは
「本の付録」として彼らに手渡されるのですが、
(まさに本の表紙に載っている作品たちですが。)
「こんな図書室、近所にあったらなあ〜〜〜」
ととっても羨ましくなりました。
私が5人の物語の中で一番面白く読んだのは
「浩弥 三十歳 ニート」の章。
漫画好きの浩弥と司書の小野さゆり氏は
昔懐かしい漫画の話でしばし盛り上がるのですが
楳図かずおとか山岸涼子の「日出処の天子」とか
ひえ〜〜〜懐かし〜〜〜ってなりました。



あああ「日出処の天子」また読みたいよ〜〜〜
「セーラーヴィーナス」完成しました。
オレンジ色の女の子、可愛く出来ました。





毎日学校にいる訳では無いのかもしれませんが、
私が子供の頃に、学校に司書さんなんていたかな?
確かに何度か本を借りた覚えはあるのですが
その時貸し出しをしてくれたのは誰だったかなあ?
放課後に生徒がその役目を担っていたような・・・
う〜ん、思い出せない・・・
今日のリス友。
ピンクのバラとモフモフちゃん!
「うふっ




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