人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:セーラーヴィーナス


青山美智子著「 お探し物は図書室まで」を読みました。
こんな可愛いしおりが「付録」でついてきます。
IMG_20230528_100134それぞれに悩みを抱えた5人の老若男女が
同じ近所の公共図書室で借りた本に触発されつつ
少しずつ人生を変えて行く物語です。

図書室を訪れた悩める子羊たちにピンポイントで
「何か」をもたらしてくれそうな本を選んでくれるのが
この図書室の司書「小野さゆり」氏。
色白で巨体なので「マシュマロマン」とか
「ベイマックス」とか「早乙女玄馬のパンダ」とか
相手にこんなキャラクターを連想させてしまう
大きめサイズの50代の女性です。
「何をお探し?」彼女の深みのある声に尋ねられると
なぜか皆心の内をついついさらけ出す事になって
最後は彼女から「おすすめ本リスト」が手渡され・・・
「なぜこの本が『おすすめ』なの?」と思う本でも
実際に借りて読んでみれば、新しい道が見えてきたり
思いがけない出来事につながるきっかけになったり。
でも、彼女はそんな変化まで見通している訳ではなく
あくまでもそれぞれの人間の感性を信じている風なのが
なんともかっこいいのです。
彼女は、「おすすめ本リスト」を作っている時以外は
「羊毛フェルト」で何かを作っている人で 
図書室の一角で黙々と針をプスプスしているのです。
出来上がった小さなフェルト作品たちは
「本の付録」として彼らに手渡されるのですが、
(まさに本の表紙に載っている作品たちですが。)
「こんな図書室、近所にあったらなあ〜〜〜」
ととっても羨ましくなりました。

私が5人の物語の中で一番面白く読んだのは
「浩弥 三十歳 ニート」の章。
漫画好きの浩弥と司書の小野さゆり氏は
昔懐かしい漫画の話でしばし盛り上がるのですが
楳図かずおとか山岸涼子の「日出処の天子」とか
ひえ〜〜〜懐かし〜〜〜ってなりました。
あああ「日出処の天子」また読みたいよ〜〜〜


「セーラーヴィーナス」完成しました。
オレンジ色の女の子、可愛く出来ました。
IMG_20230515_173324IMG_20230515_173433IMG_20230515_173623IMG_20230515_175312IMG_20230515_175318今は小中高の学校にも司書さんがいるらしいですね。
毎日学校にいる訳では無いのかもしれませんが、
私が子供の頃に、学校に司書さんなんていたかな?
確かに何度か本を借りた覚えはあるのですが
その時貸し出しをしてくれたのは誰だったかなあ?
放課後に生徒がその役目を担っていたような・・・
う〜ん、思い出せない・・・


今日のリス友。
ピンクのバラとモフモフちゃん!
「うふっ
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今、普段の生活の中で一番好きな時間と言ったら
本を読みながらウトウトしている時間かもしれません。
人形作りや家事などその日の仕事を済ませた午後、
夕ご飯を作り始めるまでの1〜2時間を
だいたい毎日読書の時間にしているのですが、
適度な疲れも手伝って必ず居眠りしています。
読み始めた本をどんどん読み進めたいと思って
ソファに寝転がらずにちゃんと座って読んでいるのに
気が付けば本を持ったまま固まっている・・・
毎日毎日これの繰り返しなのですが、
まあ〜このウトウト、最高なんですよねえ。
静かにスーーーーーッと吸い込まれて行く感じが。

今年はもっと本を読もうと思って始めた習慣でしたが、
この読書時間が思いのほか癒しの時間になっています。
今までは「あれもしなくちゃ!これも終わらせねば!」
といつも何かに追われている感じだったのに、
毎日本を読むようになったら、そんな焦りも消えて
私の心に平安が訪れました〜〜〜 
本を読んでいる間は、誰かの人生をなぞる事で
自分もちょっと生き直しているみたいな?
うまく説明できませんが、そう言う所が確かにあって
気持ちがしんと鎮まって来ると言ったらいいか・・・
一冊を読み終えた後はいつも漠然とではありますが
「私も自分の人生を腹括って生きるしかないね?」
みたいな気持ちになるんですよ。大袈裟か?(笑)

で、今日も午後の「ウトウトタイム」に向けて
その日の仕事を頑張る事になるわけなのです。
最高のウトウトタイムにするためには
その前の適度な活動が必要ですからねえ。


「セーラーヴィーナス」人形、ここまで出来ました。
IMG_20230503_140054IMG_20230503_141943IMG_20230503_142501じゃあ以前は読書の時間を何に使っていたのか!?
SNSを見たりドラマを観たりしていたんだったかな?
人形作りにもっと時間を割いてもいたのだと思いますが
今の方が心身ともに安定している気がするので、
このまま読書時間は確保していこう!
年齢的にこの心身の健康は何よりの宝ですからねえ。
おかげさまで血圧も安定しております。
ちなみに腰痛ともおさらばしました。


今日は鳥友です。
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次男の学校の話です。
「男子トイレに生理用品が置かれるようになった!
トランスジェンダーの子用なのかもしれないけど、
ちょっとこれはやり過ぎな気がするんだよなあ・・・
だって誰もそれを使ってる様子はないし、
それより先に壊れてるトイレ直して欲しい。」
次男がこんな話をしてくれました。
少し前から男子トイレにもナプキンやタンポンなどの
生理用品が常備されるようになったのだそうで
友達の間で「これって本当に必要なのか!?」
という話になっているのだそうです。
おそらく学校にはトランスジェンダーの子も実際にいて
その子に配慮しての措置だと思うのですが、
(でなければ将来を見越しての準備とか?)
次男も友達も実際にそう言う子の存在を知らなければ
普通の事として受け入れるのも難しいのはわかります。
私だって次男に聞いた時は「あ、そうなの?」みたいな
びっくりというか「そういう時代なんだな」みたいな?
時代の波に若干乗り遅れ気味の感想を持ちました。
LGBTQ問題には偏見は持っていないつもりでも
こういう事があると自分が時代に追いついていないのを
嫌でも実感することになります。
LGBTQ問題の先頭を歩いてくれる人々がいて初めて
私はその後をのんびりついて行けている感じ・・・
今はまさに過渡期なのだと思いますが、
過渡期を過ぎたら「LGBTQ」という言葉もなくなって
今よりももっと皆が生きやすい社会になっているはず。
次男や友達の戸惑いもまさにこの過渡期特有のもので
でもすぐに「当たり前」になって行くのでしょうね。
夫なども自分の子供時代と比べてみても
「隔世の感を禁じ得ませんわ。」と言う感じで(笑)
それでも社会は確実にいい方向に進んでいると信じて、
私達もアップデートも続けねばです。


「セーラーヴィーナス」の続きです。
イラストをもとにこんなふうに生地を用意しました。
IMG_20230503_112855まさか息子たちの口から「タンポン」と言う言葉を
聞く日が来るとは夢にも思っていなかったので(笑)
実は内心「おおお!」と驚いている私なのですが、
彼らのあっけらかんとしたためらいも無い口調には
性別などを超えたもっと自由な未来が見える気もして、
ちょっと頼もしいような気持ちになるのでした。


今日のリス友は、またまたモフモフちゃん。
「モッフーはおめでたでは?」などと言っていましたが
やっぱり「加齢によるたるみ説」が有力なような・・・
「あなたと一緒にしないで頂戴!」(怒)
ごめん、でも「たるみ」にしか見えない。
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うちの庭の奥の方に白い小屋があるのですが、
元々は庭仕事用の道具を入れておく小屋でした。 
が、「ここは次男の『秘密基地』にいいかも?」と
家を改築する時にこの小屋にも少し手を加えてもらい
(窓を付け、廃材で床板をはってもらったり。)
中で快適に遊べる場所に作り替えたのです。
(下の方雨季の間に泥が跳ねて汚れていますが。)
IMG_20230530_131936「 HQ 」=「 Headquarters(本部・司令部)」
この大きなサインは義母からのプレゼントで、
みんなで黒く塗ってドアに打ちつけました。
で、引っ越してきた当初は物珍しさもあって
次男は友達とここで遊ぶ事もあったのですが
寒い時期(=雨季)はまずここには近づかないし
今ではほとんど使われない小屋になってしまいました。
次男ももう秘密基地で遊ぶ年でもないのでしょうが
親からすると「『秘密基地』なんて最高じゃない?」
なんて思って、もっと入り浸ってくれるものと
心のどこかで期待していたのです。
こう言う自分だけの小屋とかツリーハウスとか
私が子供の頃にはものすごい憧れだったのに、
今時の子どもにとっては大したものでもないのか、
(ゲームの方が100倍魅力的だったりして?)
次男の友達も何度も遊びに来てここを見ているのに
中に入って遊ぼうという気にまではならないようで
なんだか不思議な気持ちすらしていました。

で、この小屋、物置小屋を改造したものなので
どうしても隙間から虫や埃が入り込んで来るのです。
久しぶりに見てみたらやっぱりかなり汚れていたので
週末に次男に声をかけて大掃除をしました。
中のものを全部出して掃除機をかけて床を拭いて・・・
次男はHQに置きっぱなしだったおもちゃを見つけて
掃除そっちのけで遊び始め(子供あるある )
大した助っ人にはなりませんでしたが、
いらないものは処分してかなりスッキリさせました。
実は今週末、次男の友達二人が泊まりに来るので
その時にこのHQででも遊んでもらえるようにと
今回次男を誘って綺麗にしてみたのですが、
さてさて子供達はここで遊んでくれるのか・・・?
頼む、たまには「 HQ 」使ってやってくれ。
(電気も引かれていない小屋ですが、こうして見ると
なんだかちゃんとした部屋に見えるなあ・・・)
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「セーラームーン」シリーズ第3弾です。
今度は「セーラーヴィーナス」を作ってみます。
まずはイラストから・・・
普通っぽくてちょっと安心感が・・・
IMG_20230501_120106どう考えても、子供達は恵まれていると思うのですが
他の人生を知らない訳で、全て「当たり前」と思って
時々文句が出るのが本当信じられないのです。
いや待てよ、私も子供の頃文句言ってたな?
・・・こうして時代は繰り返されるのですね?


今日のリス友。
デッキでクルミを頬張るピコチン君です。
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