人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:ハリネズミ


今、義母がオレゴンに遊びに来ています。 
本当なら家に泊まってもらうところなのですが、
あいにく今は空いている部屋がないので
今回は近くのホテルに泊まってもらっています。
で、そのホテルには屋外プールが付いているので
時々泳ぎに来たら?と誘われていたのです。
宿泊客の家族や友達も使っていいのだそうで、
次男は大喜び、早速みんなで行って来ました。
とは言え、私ははなから泳ぐ気はなく(笑)
プールサイドで寝っ転がって本でも読んでいようと
普通の格好でホテルに行ったらば、
義母はすでに水着に着替えて泳ぐ気満々でした。
お義母さんも泳ぐつもりだったのか・・・
「私、プールサイドからプールに飛び込んで
孫達に飛び込みの仕方教えるから!」
えええ、プールに飛び込むつもりなの!?
夫も「なんか心配・・・」とぼそっと。
義母は80代前半で、ボケなんかとは無縁で元気。
とは言え流石に足腰の衰えには勝てず、
ちょっと前から歩行器を使って歩いているのですが。

で準備を整えた後、プールにレッツゴー!
早速義母はその歩行器でプールサイドまで行き
歩行器を置いてプールサイドの縁まで摺り足歩行。
ヒエ〜〜〜大丈夫なのか?滑って転んだりしない?
多分長男も次男もハラハラしていたと思います。

すりすりすりすり、バッシャ〜ン💦💦💦

・・・飛び込み、無事成功しました!
すごい、すごすぎる・・・口あんぐり。
義母はその後クロールで泳いだりして
しばらくプールで楽しんでいました。
はあ、私が80代になった時に同じ事ができるのか?
と自問をすれば「無理無理無理」と即答するしかなく
義母のパワーに圧倒されてしまいました。(笑)
ハラハラドキドキのち、ただただびっくりでした。


「ハリネズミ」完成しました。
家族に「これどう?」と意見を聞きましたが、
「『ハリネズミ』に見えない」と言われてしまい
ちょっとがっかり・・・
IMG_20230612_160732IMG_20230612_160823IMG_20230612_160927IMG_20230612_161029と言うわけで夏休みに入った事もあってか、
プールだけでなく、近くの川に行ってみれば
泳いだり(水は冷たいはずですが。)日光浴したり
カヤックに乗ったり、皆水辺に集まっていました。
でも、流石に義母の年齢の人は見当たらず
ほとんどが若者でしたけどね。
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あ、そう言えば義母が60代半ばの頃には
長男にトランポリンの技を披露すると言って
トランポリンでクルンと前回りしてたっけ・・・
もちろん宙返り・・・昔からすごかったんでした。
はははははは・・・


今日のリス友。
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もう亡くなられましたが、以前、瀬戸内寂聴さんが
「寝る時は翌朝目が覚めなくても後悔のないように 
清らかな心で布団に入るようにして下さい。」
こんな感じの事を話されていました。
この話を聞いて以来、なるだけ穏やかな気持ちで
布団に入るようにしているのですが、
これ、平和に過ぎた日は当然簡単なのです。
「今日も平穏に過ぎました、ありがとうございます。」
心の中で手を合わせて寝るだけですから。
でも嫌な事、辛い事、腹の立つ事、悲しい事などなど、
平静でいられない事があった日は一気に難易度アップ!
私の場合は、腹が立って腹が立って眠れない!
なんて事が時々あって、清らかな心とは真逆の
ドロドロ真っ黒な心のまま無理やり寝てしまう事も。
そう言う日は夢の中でも「ぎゃあ!」ってなってて
夢見の悪いの悪くないのって・・・
悲しい時は悲観的になって希望が持てなくなるし
こんな気持ちのまま寝るのってほんと嫌なんですよね。
明日も目覚められる保証はどこにもないからこそ
寝る前には気持ちをちゃんとなだめたい・・・
腹が立っている時、大抵その原因は夫なので(笑)
「このやろう!」の心をなんとか抑えつつ 
多少適当でも謝ってしまう事も時々あります。
「悪いのはそっちだろ!」と思っているので
本心から謝ってはいないのですが(笑)
清らかな心とまではいかなくてもそれなりに落ち着いて
寝る時には静かに手を合わせられるくらいまでは
マシになってる感じなので、まあいいのです。
毎夜「今日一日悔いなし!」で眠れるとしたら
これ以上の幸せはないでしょうね・・・
これって本当に難しいですけど。


「ハリネズミ」人形、ここまで出来ました。
IMG_20230511_145316IMG_20230511_145613IMG_20230511_150124「明日の朝もしかしたら目が覚めないかもしれない。」
なんて若い頃は冗談にも思った事はありませんでした。
でも今は寂聴さんの言葉がすごく響く・・・
昔は他人事だった事が自分事になっていくこの感覚、
確実に年取って来たのだとしか言いようがありません。
粛々とこの現実を受け止めよう・・・


今日のリス友。
モフモフちゃんなのですが、お腹の毛が一部抜けています。
(ちょっとピンクに見える部分です。)
ピコチン君も似たような事があって全然大丈夫だったので
モッフーもきっと大丈夫だとは思いますが・・・
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どこの国でも会話の中で避けた方が無難な話題、
いくつかありますよね。
「宗教」や「政治(政党)」についてなど・・・
特にアメリカではこの話題は超危険です。
多くの人がこれらについて強固な意見を持っていて
下手に話題にした結果激論に発展、収拾つかなくなり
友達の縁、家族の縁を切ることになってしまった!
なんてことになる場合だって多々あるのです。

で、今義母がオレゴンに遊びに来ていて
私の日本の家族の近況などを聞かれて話したり
なんだかんだと雑談をしている訳なのですが、
彼女の弟の話になると、この「禁忌」に触れる事になり
毎回心の中でため息をつくことになるのです。
彼女と彼女の弟は政治に関してずっと反目状態で 
もう何年も全く連絡を取り合っていないのだとか・・・
私は彼女の弟夫婦には何度も会った事があって、
去年、彼らが旅行の途中でシアトルに立ち寄った際に
家族で会いに行ったりもしているので、
私も夫も悪い印象は全く持っていないのですが、
義母ははなから彼とは話す気もないようで・・・
「もうお互い80代なんだから仲直りしたら?」
なんて思うのですが、絶対余計なお世話・・・
誰でも譲れない部分はあるとは思うけど、
姉弟をやめるほどの事なのかなあ?
義母には義母の強すぎるほどの信念があるので
もちろん何も言いませんが・・・
ほんと「宗教」「政治」の話題、危険ですよ。

実は私もこれらの話題では夫と意見が全く合わず
過去何度もやり合ってきたのです。
どれだけ話しても平行線、絶対に交わることはなく
最後はいつもお互い嫌な気分になって終わるので、
だいぶ前から、この話題になりそうになったら
「この話題はやめよう。」と避けるようになりました。
これが最善の対処法だと思っています。


「ハリネズミ」人形の続きです。
型紙をもとにこんなふうに生地を用意しました。
いつもの事ですが、フェイクファーは縫いにくいので
うまくいくかなあ・・・とちょっと不安です。
IMG_20230511_124751自分の妹弟について考えてみれば、
関係はかなり良好ではないかと思っています。
3人とも物理的に遠〜く遠〜く離れて暮らしているので
お互いにちょっかい出そうと思っても出来ないのが
いいのではと思っています。
「政治」や「宗教」について話す機会もありません。
一年に数回、お互いの近況を伝え合うだけなので
これだと仲違いのしようもないですよね・・・
たま〜に会えば積もる話もあって話は尽きませんが、
これからもこれくらいの軽い繋がりでずっと行ければ
なんて都合のいいことを考えています。


今日のリス友。
餌台の上でくつろぐピコチン君です。
換毛期のようで、背中の毛が大分抜けてきています。
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原田ひ香著「母親ウエスタン」を読みました。
IMG_20230608_091032帯に「流しの『お母さん』が全国を放浪」とありますが
「広美(ひろみ)」と言う女性が20代から40代まで
色々な理由で母親の欠けてしまった家庭に入り込み
数年間、時には数ヶ月だけ子供たちの母親となり、
全国を点々としながらこれを繰り返していく
ちょっと不思議で謎の多い女性の物語です。

広美は「母親のいない家庭」を見つけると
偶然を装って父親に近付き、最終的には当然のように
母親然としてそこの家庭で生活を始めるのですが、
「彼女はなぜそんな事を繰り返しているのだろう?」
と少し気味の悪いような得体の知れない感じというか
そんな感覚を覚えてしまいます。
広美はどの家族と暮らしても常に「愛情深い母親」で
彼女が20年近くもそんな事を続けた結果、
その当時は幼かった子供達も多くが成人し、
その中の何人かは急に消えてしまった「母親」を探し
ずっと忘れられずにいるのです。
当の広美はと言えば全ての記憶が朧げだと言うのに。

結局、広美も大きな心の傷を抱えていて
その傷を癒すための行動だったとわかるのですが、
広美が関わった多くの子供達にしても
その時は広美の存在に間違いなく助けられ、
広美も同時に救われていたとしか言いようがなく、
なんだかとても切ない物語でした。
本の裏には「痛快で爽快な女一代記」とありましたが
私には全く痛快でも爽快でもなく・・・
それぞれにかなり読後感が違ってきそうな本です。


「ハリネズミ」人形の続きです。
イラストをもとにまず型紙を作りました。
IMG_20230511_124522広美の目的が「『母親』をする事」だったためか、
それぞれの子供達には強い印象を残していても
彼らの父親達にはほとんどそれ以上の印象は残さず、
他人同士の男女の関係と言うこともあってか、
どこか最初から諦めのようなものがあった気がして
その辺、ちょっと面白かったです。


今日は鳥友です。
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先日次男が12歳の誕生日を迎えました。
プレゼントの希望が特になかったので
次男が喜びそうな物を適当に用意しました。
一番のプレゼントは「ウォークマンMP3」で、
インターネットにアクセスできないのがミソ。(笑)
とにかく音楽を聴くだけの単純機能機器。
IMG_20230613_171155今は音楽でも映像でもスマホやタブレットで完結ですが、
次男がタブレットを使えるのは決まった時間内なので
これがあれば制限時間が過ぎてもあとは好きな時間に
好きな音楽が簡単に聴けて便利です。
実際次男は大喜びで好きな音楽を選んでMP3に入れ、
イヤフォンをして音楽を聴きながら
自分の部屋で絵を描いたりしているのです。
スピーカーに接続して聴くこともできるし、
スピーカーを使ったら?と言ったのですが
イヤフォンで聴く方がいいと言って・・・

実は私はヘッドフォンとかイヤフォンで
音楽や音声を聴くのがちょっと苦手なのです。
特に今時の「ノイズキャンセル」タイプのものは
もう外界の音が一切聞こえなくて不安になります。
あの変にシーンとした感じが居心地悪いのです。
これって私の「原始脳」のせいなのかなあ?
なんて勝手に思っているのですが・・・
猛獣や他部族に襲われる心配もないのに(笑)
音が遮断されて周りの状況がわからないのは
なんとも言えない感じなのです。
もう、どんだけ私って原始人なの?(笑)
普段の生活でヘッドフォンを使う必要がないので
慣れないせいもあるのだと思いますが・・・


久しぶりに動物を作ってみようと思います。
「ハリネズミ」です。まずはイラストから・・・
IMG_20230511_122842私がちょっとおいおいと思うのは、
夫が時々ノイキャンヘッドフォンをしたまま
バスルームで何かを聴いていたりする事。
ドラマや映画を見ていて途中でトイレに行きたくなり
今度はそこで続きを観ているらしいのですが。
いや、秘密の動画かも知れないよねえ・・・
まあそれはどうでもいいのですが(いいの? )
バスルームに行く時くらい外していけよ?と思うし
私が急ぎで返事を聞きたい時などでも
彼の耳には外界の音が全く聞こえないために
呼べど叫べど応答なし・・・し〜〜〜ん。
本当に緊急事態だったらどうするつもりなのかね?
まあそんな時には、ドアぶち破りますけどね。
原始人の私からすると信じ難い行動ですよ。(笑)


今日のリス友も、いつものモフモフちゃんです。
しばらく雨は降らないだろうと思っていたら朝から雨。
でもモッフーはこれぐらいの雨なら全然平気です。
毎回こんな感じで中をのぞいて来ますが、
この格好がなんとも言えません。
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