レイチェル・ウェルズ著、中西和美訳
「 通い猫アルフィーの奇跡」を読みました。🐈🐈🐈

期待以上に心がジワ〜〜っと温かくなる物語でした。
とにかくアルフィーが可愛すぎた!!!



猛烈に健気でいじらしく、ぎゅう〜っと抱きしめて
なでなでしまくり、チュールもいっぱいあげたい!
アルフィー、愛おしすぎるニャンコでした。



物語の舞台はイギリスのロンドン。
アルフィーは4歳のイケメン猫(イケニャン😺)で
マーガレットと言う女性と幸せに暮らしていましたが、
ある日、高齢のマーガレットは亡くなり、
それと同時にアルフィーは家を失って野良猫に・・・
外の世界で生きるのが初めてのアルフィーにとっては
餌を確保するのも一苦労、日に日に痩せてボロボロに。
そんな時、友達の猫の勧めでとある住宅地に辿り着き、
「エドガー・ロード」と言う通りの4軒の家を選んで
「通い猫」として生きて行く決心をします。
4軒もの家を選んだのは食いっぱぐれたくなかったから。
辛く厳しい野良猫暮らしに心底懲りたアルフィーは
その4軒の家で愛想を振りまいて気に入ってもらい、
やっと餌も寝床も心配のない生活を手に入れますが・・・
その「エドガー・ロード」の住人達は皆いい人揃い、
でも皆問題を抱えていて、アルフィーを悩ませます。
クレアは、不倫をした夫と別れ一人暮らしを始めた女性。
傷心を抱え泣き暮らしていた彼女にとって
アルフィーは温かな癒しであり話し相手・・・
少しづ元気になって行くクレアに一安心したのも束の間
DV男と付き合い始めアルフィーの心配は尽きません。
ジョナサンは、ロンドンに引っ越し働き始めたイケメン。
一人暮らしには大きすぎる豪邸に住んで、
ガールフレンドも取っ替え引っ替えなのですが、
アルフィーには彼の寂しさがよくわかるのでした。
フランチェスカはポーランドから夫と幼い息子二人と共に
ロンドンに移り住んだ女性。国の家族を懐かしみながらも
子供達と共に英語を学びながら懸命に子育てしています。
その隣に住むポリーも引っ越して来たばかりの新米ママ。
夫が仕事で忙しいためにワンオペでの子育てで
すっかり育児ノイローゼになっていて・・・
この4軒の家をあちこち忙しく移動しては
それぞれの抱える問題を解決しようと
猫なりに悩んで頑張るアルフィーなのでしたが、
その姿がもう本当に健気で・・・



アルフィーという一匹の通い猫によって
この4軒の家の住人達は繋がる事になるのですが
最後はうるうる泣けてくる感動にゃんこ物語でした。
アルフィー、うちにも通って来てくれーーーー!!!
今日のリス友。
うちの「通い猫」ならぬ「通いリス・モッフー」です。
餌台の上でスリスリしています。







(今日は人形の紹介はありません。)
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