去年だったか「スマホ脳」と言う本を読み、
今回「脱スマホ脳マニュアル」も読んでみました。
こちらはジュニア版らしいです。





インターネットにアクセスできる機器を全て含んでの
「スマホ脳」なので、タブレットとかパソコンなども
日常的に使っている人の「脳」の事を指しています。
私は何をするにもノートパソコンを使っていますが
私の脳も今では立派な「スマホ脳」になっていて
画面に出てくる「オススメ」を無視する事が出来ずに
毎日彼らに「時間泥棒」されている一人なのです。
日頃、次男のゲーム時間には超うるさく



「これ以上ゲームしたら脳細胞全部死滅するよ!」
と根拠のない脅しをかまし続けているのに
脳細胞が死滅しているのは私も同じ・・・



いや冗談、スマホを使っても脳細胞は死にません。
ただ、そう言った機器があまりにも魅力的なために
運動したり友達に会ったりする時間が極端に減って、
心身の健康を損なう人が激増しているのが大問題。
要するにそれらを「どう使うか?」が重要で、
原始時代に発達した「原始脳」のままの私たちが
今の時代に心身ともに健康で生き延びるためにも、
スマホ類は一定時間「視界に入らない場所」にしまう、
これが大事になるようです。寝てる時なども含めて。
「そこにあるだけ」で神経は消耗するらしいですから。
で、これらの本を読んで「原始脳」の働きを知り
スマホの脅威以上に勉強になりました。
長い原始の時代、最大の関心事は食べ物を得る事、
他部族や野生の動物に襲われないようにする事など
常に「生きるか死ぬか」の極限で生きていたため
「脳」は生き残りに適した脳に発達したらしいのです。
😕食べ物を見たら「今全部食べろ!」と命令する。
😕次またいつ食べられるかわからないので
極力エネルギーを使わないよう動くなと命令する。
😕見慣れない人を見たらすぐに警戒心が働き、
安全な人物かどうか「見た目」で瞬時に判断する。
😕負の感情が「脅威」に結びつく事が多かったので、
生き残るために負の感情が最優先となり常に考える。
😕集団から排除されないように(生き延びるために)
他からの評価を常に気にし、他人の動向も気になり
自然「噂話」が大好きになる。(笑)
😕周囲の環境を理解するほど生存率が上がったので
新しい情報を得ることに喜びを感じる。
😕いつもと違う事をして食料を得られたりした経験から
「もしかしたらいい事あるかも?」に超ワクワク、
ギャンブル性のあるものにハマってしまう。



😕何かに夢中になって一つの事に集中するのは
猛獣などに襲われる危険性を高めるだけなので
常にキョロキョロ落ち着きのないのが良い。



なんか笑えてきませんか?私は爆笑でした。
「目の前の食べ物は一気喰いしちゃえ!」とか
「知らない奴はとにかく見た目で判断だ!」とか
どれもこれも、今では否定されてしまう事ばかりが
私たちの脳は大得意のようなのです。あっちゃ〜
私たちの脳は大昔の原始時代に最適な脳であって、
現代社会には全く合わない脳なのですねえ・・・
今、誰も彼もがもがき苦しんでいるその理由が、
この「原始脳」にあるのは間違いない気がします。
かと言って、この事実を変える事もできないし
危険な原始時代に戻りたくもありませんが(笑)
この事実を知っておいて時々思い出す事は
少し心を軽くするのには役立ちそうです。
どうでしょう、皆さんには役立ちそうですか?
私にはすごく役立っています。



「私の脳は『原始脳』なんだからしょうがない。」
と諦めのつく事、自分を許せる事が増えましたよ。
で、今私が少し不安なのは子供のスマホ問題。
次男はいつもタブレットでゲームをしているのですが
「僕の脳細胞はとっくに全滅だから〜〜〜」
などと言って本当に困ったものなのです。



今は時間を制限して、それ以外は使わせていませんが
これから成長してスマホも欲しがるだろうし、
本当どうしたものかと考えています。
長男の時は高校卒業までスマホは買い与えず
夜10時以降はパソコンも私達が預かるようにして
時々文句は出たもののその時はそれで乗り切りました。
11歳違いの兄弟、今の時代の11年の差は大きくて
次男のスマホ問題は一悶着ありそうでドキドキです。
今日はウサ友。
珍しく夕方2羽遊びに来てくれて、
じゃれあって跳んだりはねたり可愛かったです。






(今日は人形の紹介はありません。)
動画も作っています。
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