今村翔吾著「イクサガミ・天」を読みました。
20260117_104150去年すでに Netflix で映像化されているようなので
ストーリーを知っている人も多いかもしれません。
金に糸目をつけない事で有名な(笑)Netflixらしく
キャストも、もうもうもう豪華ですよ〜〜〜
原作のキャラに合わせた配役も上手いです。👍👍👍



この本は武士物語?と思い買ってみたのですが、
思っていた内容とはちょっと違いました。
(私は侍とか武士物語が大好きなのですよ。)
内容がとにかく殺し合いに次ぐ殺し合い。
切られた首ポーーーン、血しぶきドババーーーン、
みたいな漫画の世界を見るようなデスゲーム物語。
でも非現実的な設定なために逆に感情移入せずに
単純にストーリーを楽しめるエンタメ性があります。

物語が始まるのは、明治11年の京都・天龍寺。
「武技ニ優レタル者。本年五月五日、午前零時。
 京都天龍寺境内ニ参集セヨ。
 金十万円ヲ得ル機会ヲ与フ。」
同年2月に、この文言が豊国新聞に掲載され
半信半疑のままに292人の侍らが集結します。
時代も変わり無用の烙印を押され困窮を極めていた
多くの侍に与えられた一攫千金のチャンスですが、
そのゲームの名は「蠱毒(こどく)」・・・
各自に配られた木札を「一点」と見なして
決められた点数を奪い合いながら関所を通過し
東京まで辿り着くと言う仰天ルールです。
20260117_110110主人公は嵯峨愁二郎。コロリに罹った妻と子供のため
同時に女医である妻と共に市井の人々を救うためにも
一刻も早く多くの金が欲しい愁二郎なのでしたが、
母のため蠱毒に参加した12歳の双葉を見捨てられず
双葉を守りながらの過酷な旅が始まる事に・・・
旅を続けるうちに武技に劣る者は早々に淘汰され、
化物級の技を持つ者だけが自ずと残っていく事になり
その戦いは急速に熾烈になっていきます。

これは連作ものなので、まずは一巻目を読んでから
次を読むかどうかを決めようと思っていました。
本作では「三河国池鯉鮒」手前の「宮」までなので
東京・日本橋までまだまだ先が長い・・・
一巻目で既に超血みどろの戦いが繰り広げられて
「この先どんな残酷な展開になってしまうの!?」
という感じなのですが、これ本当エンタメ性抜群で
超ドライにストーリーが楽しめます。
と言う訳で、残りの3巻も購入決定!ですが、
私は映像化されたものは多分観ないかな?
本の中でドライにこのデスゲームを見届けようかと
思っています。




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