週末に次男の友達3人が泊まりに来ました。
6月14日に始まった夏休みもそろそろ終わりなので
(9月4日から新学年。長い長い夏休みでした。)
最後まで楽しもうと悪あがき中という感じです。



その次男の友達の一人、A君はかなりユニークな子で
5年前に家族でオレゴンに引っ越して来て以来の
次男にとっては長い付き合いの友達なので、
私たち家族もよく知っている子なのです。
で、そのA君は以前は「自分はゲイだ。」と言って、
当時は確かに友達のD君に好意を寄せていたのですが、
その思いは成就せず、その後A君の恋は別の方向に・・・
( 時代の変化をしみじみ感じる時 )
先月A君がうちに来た時にはスカートを履いていたし、
最近では「自分の呼び名を変えたい」と言って
「A」で始まる名前を色々考えていたり、
周りからすると「そんなに色々やらなくても?」
と思うくらいにA君の試行錯誤は続いています。
今回のお泊まり会には、黒いネイルをして来たので
「ネイルサロンに行ったの?ハロウィーンぽいね?」
と言ったら、自分で好きな色を塗ってみたらしく
相変わらずA君は色々試しているようで・・・
「これは『自分探し』と言うやつなのかなあ?」
なんてA君を見ていると思います。
自分は何者なのか、自分の求めているものは何なのか、
自分が一番しっくり来る場所や生き方は何なのか、
A君自身は意識してやっている訳ではないでしょうが
一日も早く「自分が本当に求めているもの」を見つけて
自分を安心させてやりたい幸せにしてやりたい・・・
そう言う気持ちを感じるのです。
って、私の勝手な想像なのですが・・・



A君の場合は、その心の葛藤みたいなのが
結構外に出てくるタイプなので分かりやすいのですが、
この「自分探し」(と呼んでいいのか?)って言うのは
私も若い頃やってたので良く分かりますよ。



私も「安住の地」みたいなのを探していた気がします。
で、年齢を重ねながら理解していくのですよね、
「自分探し(安住の地探し?)」の終着点には
「現在過去丸ごとひっくるめての自分で行くしかない」
と言う事を受け入れてやっと到達できる事を。



そんな訳で、A君の「自分探し」が何とも可愛く見えて
「自分が納得するまで色々やってみろ?」って感じで
静かに応援したくもなるのです。
うちの次男も次男のやり方で「自分探し」中と思われ、
こちらも静かに応援しています。みんな頑張れ!!!
今日のリス友はモフモフちゃんです。
今日も絶好調です。






