人魚がドレスに着替えたら

美しい自然がいっぱいの、アメリカ・オレゴン州に住んでいます。 手芸が大好きで、今はせっせと着せ替え人形を作る日々です。 出来上がった人形の紹介や日々の出来事、庭に遊びにくるリス友の様子など、いろんなことを綴っています。

タグ:青山美智子著



青山美智子著「リカバリー・カバヒコ」を読みました。
20260607_134905青山美智子氏の著書は以前にも何冊か読みましたが、
最後は去年読んだ「人魚が逃げた」でした。
(  「人魚が逃げた」を読みました。 )
どれも心が温かくなってほっこりする物語ばかりで、
今回もそれは変わらず、とても癒されましたよ。
表紙絵の「カバヒコ」だけでも既にほっこりですよね?
この塗装もハゲハゲのとぼけた「カバヒコ」ですが、
カバヒコの鎮座する公園周辺では知る人ぞ知る
すごい力を秘めた「カバ」なのです。🦛✨🦛✨🦛✨
自分の治したい箇所と同じ所を触ると回復するらしく、
人呼んで「リカバリー・カバヒコ」!!!
・・・・・・カバだけに!!!😆😆😆😆😆

進学校で、成績不振で腐っていた奏斗(かなと)は
級友の女子から「カバヒコ」の魔力(笑)を教えられ
時々その公園を訪れるようになります。
カバヒコの頭を撫でながら「頭脳修復」を願ううち
両親の思い、級友女子の勤勉さ、自分の弱さに気づき
少しずつ変わっていく事に・・・

ママ友にはっきり言いたい事も言えないままに
日々ストレスだけが蓄積されていく紗羽(さわ)。

ブライダルプランナーとして仕事を楽しんでいたはずが
他社から転職してきた澄恵の存在に心をかき乱され
結局、耳の不調で休職せざるを得なくなったちはる。

マラソンに出たくないがために仮病(足の怪我)を使い
その場は切り抜けたものの、のちに本当に足が痛みだし
整体院に通う事になる小四の勇哉。

一人で自分を育ててくれた母親と疎遠になって約二十年、
今もクリーニング店を営む高齢の母親を心配しながらも
素直に「頼ってほしい」と言えない和彦。
そして素直に「助けてほしい」と言えない老母。

これらの人々をとぼけた顔で見守り結び付けているのが
この「リカバリー・カバヒコ」の存在です。
何かにすがりたくてカバヒコに密かに語りかける人々の
辛さや切なさ、悲しさは誰もが経験した事のある痛みで、
私もカバヒコを思い切り撫でたくなりました。😆😆😆
本当誰にでも、カバヒコみたいな存在、必要ですよね。
この本は、ほっこりしたい時には特におすすめです。




今日のリス友は、ポコチン君です。
久しぶりの雨でした。☔️☔️☔️
20260513_065123ライブドアアプリでフォローが出来ます。




青山美智子著「月の立つ林で」を読みました。 
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過去に同じ著者の本を3〜4冊読んでいますが、
一番最近のは「人魚が逃げた」でした。
( 「人魚が逃げた」を読みました。 )
どの物語も、多くの人が感じている日々の鬱屈や
誰にも言えないまま抱え続けた切ない思いなどを
優しくほぐして勇気をくれるものばかりで、
今回の物語もやはり読後感がとても良かったです。

これは5章からなる連作短編物語なのですが、
これらの章の登場人物たちに共通しているのは
ポッドキャスト「ツキない話」を聴いている事。
穏やかな声で毎日語られる「月」に関する話は
間接的に彼らの心を慰めたり誤解を解いたり
新しい一歩を踏み出す力を与えてくれたりします。

長年勤めた病院で人間関係につまずき自信をなくし
仕事を辞めた元看護師の怜花、40歳。
コンビ解消後もお笑い芸人になる事を諦めきれず
バイトを続けながら奮闘を続ける重太郎、30歳。
一人娘が急にデキ婚で遠くに引っ越してしまい
「なんだよっ!」ってなってる父・高羽、56歳。
両親の離婚後、母と暮らす高校3年生の那智は
高校卒業後の自活を目指し行動を起こしますが・・・
ハンドメイド作品が人気となり多忙になると同時に
夫との関係が微妙になっていく20代後半のMina。

この5人の登場人物たちが少しずつ関わり合いながら
昨日とは少し違う新しい今日を見つけて行きます。
それぞれの物語が「月」の満ち欠けのように変化して
静かに紡がれて行く感じがとても心地よい物語で、
月光の青い光を感じながら読み進む感じです。
そしてひっそりと勇気や癒しがもらえる感じも
とても良かったです。オススメです。

「月」にまつわる話も色々紹介されていましたが、
事の大小に関わらず新しい事を始める時には
「新月」の日を選ぶと良いそうですね。
野菜や花の種を蒔く日も新月日を選ぶとよく育つとか
新月日に始めた習慣は続きやすいとか・・・
ちなみに「月が立つ」とは、「旧暦の新月を過ぎて、
最初の月が見え始める事で新しい月が始まる事を指す」
言葉なのだそうです。
そして「つきだち」が「ついたち」に転じたのだそう。




今日のリス友。
チビリスのドアップです。ズン!
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青山美智子著「人魚が逃げた」を読みました。
20250830_133818この著者の作品は以前何冊か読んだ事がありますが、
(「お探し物は図書室まで」「木曜日にはココアを」)
疲れた心、傷ついた心、行き場のない思いなどに
静かに寄り添って癒してくれる感じがいつもあって、
読むたびに心がじんわり温かくなります。
この「人魚が逃げた」は少しファンタジー要素もあり
今まで読んだ物語とはちょっと味わいが違いましたが、
読後感はやっぱり温かいものでした。☺️☺️☺️


ある3月の週末に「王子様」が銀座の街に現れて
「僕の人魚が、いなくなってしまって・・・
・・・逃げたんだ。この場所に・・・」
と、生放送の突撃インタビューに謎の返答をした事で、
瞬時に「#人魚が逃げた」がSNSのトレンドワードに。

「人魚が逃げた」という言葉と麗しい「王子様」の存在が
当然のように、アンデルセンの「人魚姫」を彷彿とさせて
銀座という華やかな街に集う人々の想像を掻き立てます。
恋愛関係に悩む男女、自分の人生を虚しく思う中年女性、
熟年離婚をした男性、自分に自信の持てない小説家などが
そのトレンドワードや人魚姫の物語に再度触れながら
今いる場所から前進するきっかけを見つけていきます。

この「王子様」、「王子」という名字のようなのですが
コスプレよろしく王冠👑まで被った美しい王子様で(笑)
隣国の王女と結婚したくせに、人魚の事も大事だったとか
ツッコミどころ満載の発言連発王子。😆😆😆
彼の存在がかなりファンタジー要素を含んでいるのですが
でも、改めて物語の中の王子の立場に立って考えてみれば
あの物語の流れは自然の事だったのかもと思えたり、
子供の頃に漠然と「悲恋」と思っていた人魚姫の物語が
人魚姫にとってもただただ悲しいだけのものではなく
誰目線で見るかで物語は別物になるのかもしれません。

この物語に登場する悩んでいたり傷ついている人々は、
結局は自分目線の考えで苦しんできた人々・・・
それを他者目線に変えると事態は逆転そして好転。
「世の中は案外そんな事で溢れているのだから、
少し勇気を出して自分も相手も信じた方がいいよ?」
みたいなメッセージを強く感じる物語でした。
ほっこりしたい時におすすめです。




今日のリス友は、またまたチビリスです。
今日もまったり中〜〜〜
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青山美智子著「月曜日の抹茶カフェ」を読みました。 
IMG_20231002_20394910ページほど読み進めてから「あれ?この雰囲気?」
以前読んだ本に漂っていた雰囲気によく似ていて、
最近読んだ本のはずだけど何だっけ・・・?
思い出しましたよ、「お探し物は図書室まで」でした。
( 「お探し物は図書室まで」を読みました。 )
どちらも優しい文体でほっこりすると言うか・・・
今回もじんわり癒されました。

物語は、睦月から師走までの12章で構成されていて、
東京と京都を繋いで展開されます。
各章ごとに主人公が替わって物語は続くのですが、
生活の中で誰かと軽く言葉を交わしたり触れ合ったり、
些細な事すぎて、そこから何かが変わったり生まれたり
なんて事すら想像もしないような小さな出来事にこそ、
実はたくさんの小さなハッピーや希望が詰まってるんだ!
と思いたくなる物語です。

一番良かったのは、美保がカフェで出会った店員・吉平と
約一年後にめでたく再会する場面。
睦月に出会って師走に再会〜〜〜
出会いの章を読めば、すぐに二人の未来が見えるので、
何のサプライズもないのですが、逆にそれが良かった!
主人公たちが抱えている葛藤や心のわだかまりなど、
最後は必ずふわっと風向きが変わっていく感じが
清々しく癒されました。


「ワンピース」シリーズ、二人目は「ニコロビン」です。
どんな女性なのか全くわかりませんが、
人気のあるキャラクターですよね?ね?ね?
彼女は衣装が特徴的なので作り映えしそうです。
・・・では、まずはイラストから。
IMG_20230920_143712この本の前に読んだ本が「復讐するは我にあり」で
読むのにかなり時間がかかって疲れたので、
今回の本は本当に楽に読めました。
寝る前に一章ずつ読んだりするのにも良さそうだし、
読後感が良いので、おすすめです。


今日のリス友はチビリスです。
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青山美智子著「 お探し物は図書室まで」を読みました。
こんな可愛いしおりが「付録」でついてきます。
IMG_20230528_100134それぞれに悩みを抱えた5人の老若男女が
同じ近所の公共図書室で借りた本に触発されつつ
少しずつ人生を変えて行く物語です。

図書室を訪れた悩める子羊たちにピンポイントで
「何か」をもたらしてくれそうな本を選んでくれるのが
この図書室の司書「小野さゆり」氏。
色白で巨体なので「マシュマロマン」とか
「ベイマックス」とか「早乙女玄馬のパンダ」とか
相手にこんなキャラクターを連想させてしまう
大きめサイズの50代の女性です。
「何をお探し?」彼女の深みのある声に尋ねられると
なぜか皆心の内をついついさらけ出す事になって
最後は彼女から「おすすめ本リスト」が手渡され・・・
「なぜこの本が『おすすめ』なの?」と思う本でも
実際に借りて読んでみれば、新しい道が見えてきたり
思いがけない出来事につながるきっかけになったり。
でも、彼女はそんな変化まで見通している訳ではなく
あくまでもそれぞれの人間の感性を信じている風なのが
なんともかっこいいのです。
彼女は、「おすすめ本リスト」を作っている時以外は
「羊毛フェルト」で何かを作っている人で 
図書室の一角で黙々と針をプスプスしているのです。
出来上がった小さなフェルト作品たちは
「本の付録」として彼らに手渡されるのですが、
(まさに本の表紙に載っている作品たちですが。)
「こんな図書室、近所にあったらなあ〜〜〜」
ととっても羨ましくなりました。

私が5人の物語の中で一番面白く読んだのは
「浩弥 三十歳 ニート」の章。
漫画好きの浩弥と司書の小野さゆり氏は
昔懐かしい漫画の話でしばし盛り上がるのですが
楳図かずおとか山岸涼子の「日出処の天子」とか
ひえ〜〜〜懐かし〜〜〜ってなりました。
あああ「日出処の天子」また読みたいよ〜〜〜


「セーラーヴィーナス」完成しました。
オレンジ色の女の子、可愛く出来ました。
IMG_20230515_173324IMG_20230515_173433IMG_20230515_173623IMG_20230515_175312IMG_20230515_175318今は小中高の学校にも司書さんがいるらしいですね。
毎日学校にいる訳では無いのかもしれませんが、
私が子供の頃に、学校に司書さんなんていたかな?
確かに何度か本を借りた覚えはあるのですが
その時貸し出しをしてくれたのは誰だったかなあ?
放課後に生徒がその役目を担っていたような・・・
う〜ん、思い出せない・・・


今日のリス友。
ピンクのバラとモフモフちゃん!
「うふっ
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動画も作っています。


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